【アニメ感想】スキップとローファー第2話「そわそわうろうろ」

アニメ

2023.04.13

2話のあらすじ

目の下に隈を作りながら自己紹介の朝を迎えたみつみ。しかし順調だったのは途中まで、みつみ渾身のギャグが滑り教室は冷たい空気に……。打ちひしがれるみつみをさりげなくフォローしてくれたのはまたもや志摩だった。
そんな2人を見つめる女子が1人、クラスメイトの江頭ミカ（CV.寺崎裕香）だった。彼女はみつみに親し気に接するが……。

2話の感想

何度見ても可愛すぎるOPでニッコニコしちゃいますね。幸せ過ぎて泣きたくなる感じの名曲。3ヶ月間毎週この名OPが見られるなんて幸せです。

さてこの第2話からみつみのクラスメイトたちが一気に登場しました。
まずは第1話にも登場していた江頭ミカ。演じるのは寺崎裕香さん。初対面の時にはみつみをスルーしていた彼女ですが、みつみがクラス1のイケメン・志摩くんと親し気なのを見るや一気に方向転換。みつみに近づいてきました。表向きはみつみに親しくするも、その裏には志摩くんと仲良くなりたい・みつみと志摩くんの仲を邪魔したいという腹黒さが見え隠れてしています。しかしどうやら志摩くんにはその裏の顔を見抜かれているようで……？

続いて金髪美女の村重結月ゆづき。演じるのは内田真礼さん。誰もが認める美人ながら、口数少な目であまり感情を出さないタイプ。ミカの計算高さを見抜き、それに利用されているみつみに助言をし、彼女にとって東京で初めての友達となりました。とにかくめちゃくちゃ可愛い。

アホっぽい自己紹介が印象的な山田建斗を演じるのは村瀬歩さん。いかにも男子高校生という軽さがなんともクセになります。カラオケでひたすらタンバリンしてたのが面白過ぎました。こういう男子1人いると教室が楽しいよね。

いい人だと思っていた人に裏があったり、気まずいと思っていた人がいい人だったり、仲良くなれそうと思っていた人の心が分からなくなったり。今回はそんな人間関係の難しさがみつみを通して描かれました。
けれど、「出会ってまだ1日2日なのに分かるわけがなかったんだ」と開き直ったみつみは少しずつクラスメイトたちと打ち解け始めます。この開き直りってすっごい大事だけど難しいですよね。人生開き直れるかが全てな気がする。

さらに志摩くんにも何やら秘密がある様子。
みつみたちの前に突如として現れた演劇部2年生・兼近鳴海（CV.木村良平）は志摩くんに見覚えがあると言い出して、志摩くんが昔ドラマなどに出ていた「かなで」くんなのではと口にします。それを聞いた志摩くんは珍しく怖い雰囲気。
志摩くんが「たかが入学式」と言ったり、「迷うってことはたいしたことじゃなかったって思うようにしている」というどこか諦めに近い感情を常に抱いているのにも何か関係があるのかな。
そんな彼をどこか寂しそうと感じるみつみ、2人の関係は果たしてどうなっていくんでしょうか。

そういえばみつみの親戚のナオちゃん。1話ではとくに気にしてませんでしたが、どうやら男性らしいという描写が出てきましたね。最初はモデルやってるめっちゃ高身長の女性なのかなと思っていたけれども、どうやら違うっぽい。それで声が斎賀みつきさんなのねーと妙に納得してしまいました。
大体の女性声優が男性っぽいキャラを演じる時って大体は男性っぽい女性（中性的な女性）である場合が多いんですが、斎賀さんだけはガチで男性キャラを演じられてしまうので声だけだとマジで分からないんですよね。改めて唯一無二のお方です。