アニメアニメ感想

【アニメ感想】AIの遺電子 第1話 「バックアップ」【2023夏アニメ】

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1話のあらすじ

人間とロボット、そしてヒューマノイドが当たり前のように存在する近未来。今やヒューマノイドには人権が与えられ、世界の総人口の約1割を占めていた。
そんなヒューマノイドを専門に診る人間の医師・須堂光(CV.大塚剛央)は「モッガディート」という裏の顔――闇医者としての一面を持っていた。

1話の感想

・近未来版ブラック・ジャック
ヒューマノイドが人間と共生する近未来を舞台に、ヒューマノイド専門の医師が治療を通して様々な人間やヒューマノイドとの出会いを描いていくSFアニメ。
高額な治療費さえ払えばどんな患者でも治療する闇医者、様々な患者との出会いを主に1話完結で描く、主人公に辛い過去があるなどの共通点から「近未来版ブラック・ジャック」と評されることもある作品。
主人公のどこか陰のあるクールなところもブラックジャックを彷彿とさせますね。

・人間とヒューマノイド
作中では人間と同等の人権を与えられたヒューマノイドが総人口の約1割を占めており、親がヒューマノイドでこどもが人間の養子なんてことも当たり前。
人間だと思っていたらヒューマノイドだったということも少なくない様子。
主人公の助手であり看護士でもある本作のヒロイン・樋口リサもヒューマノイド。しかし性格も見た目も人間そのもので、しかも食事も人間と同じという超高度な技術。
ちなみにヒューマノイドを見分ける方法は瞳の形。彼らの瞳はヤギや羊などのように横長。遠目からだと分かりづらいですが、瞳孔が丸い人間とは全く違うため見分けやすくなっています。

出典:TVアニメ「AIの遺電子」公式サイトより

・ヒューマノイドの人格
第1話の患者である女性もヒューマノイド。バックアップを取った際にウィルスに感染し不調を訴え、主人公・須堂光のもとに診察依頼が舞い込みます。
しかし実はこの世界ではヒューマノイドがバックアップをコピーすることは法律で禁止されている違法行為。コピーされた人格が悪用されることがあるためだそう。そのため女性とその夫は闇医者の須堂を頼ることしかできなかったのです。
診察の結果バックアップは正常だったためそれを使えば元に戻れるものの、それは1週間前のデータ。バックアップを取った後の彼女の記憶は全てリセットされると知り、女性の娘はそれは果たして今の母と同じ人格なのだろうかと不安を抱きます。
人格とは? と考えさせられる非常に深いテーマの第1話でした。

・須堂の母が犯した罪
須堂の母親はヒューマノイド。しかし詐欺師たちに騙され自分の人格をコピーしそれを販売させられたために現在は服役中。
須堂は医者を続ける傍ら、コピーされた母親の人格を探すことが大きな目的のようです。
1話のラストではどこかの外国の都市で、何者かが須堂の母親の声で彼の名を呼ぶシーンもあり、コピーの人格が今もどこかにいることが示唆されています。
その人格を見つけた都市て須堂は一体どうするつもりなのか……。

・話は文句なしに面白いもののアニメーションには不安あり
非常に哲学的で考えさせられるストーリーに1話からぐっと引き込まれました。主人公は須堂ではありますが、ゲストキャラクターたちの生活や背景、心情がとても丁寧に描かれているため、毎回感情移入しながら見ることができそう。
ただその反面、作画面が少し不安。キャラデザも作画も少し古さを感じさせ、2話の予告では早速作画が不安そうな予感……。
それでもAIが身近な存在になった今の時代だからこそ見ておきたい注目の夏アニメです。

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※本ページの情報は2023年7月時点のものです。
最新の配信状況は各配信サイトにてご確認ください。

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