4話のあらすじ
50年前にアンディを捕獲したユニオンの否定者・ジーナ(CV.悠木碧)。当時まだ16歳の少女だったジーナは彼の人柄に惚れ50年間ずっと一途に思い続けていた。
アンディ1人をユニオンに引き込もうとするジーナに対し、風子を守りながら戦うアンディはジーナが何を”否定”しているのかその能力を暴こうとするが……。
4話の感想
50年前まだ16歳だったジーナ。そんな彼女が捕獲したアンディ。否定者チームの席に空きがなかったために実験台とされてしまったことに謝罪するジーナに対して、アンディは自分が負けただけだからとジーナを責めるそぶりを一切見せず。そんなアンディにジーナは恋心を抱くようになったとか。
今回はそんなジーナの一途な乙女ぶりとアンディのイケメンぶりが存分に発揮された名作エピソードでした。
実年齢は66歳でありながら50年前の若々しい姿を保ち続けているジーナ。ユニオンの技術力と化粧の力により若さを保っているのだとか。
そんな彼女の能力は「不変(UNCHANGE/アンチェンジ)」。手足で触れたありとあらゆる物(生き物以外)の形の変化を否定するという能力。作中では主に空気の形の変化を否定することで不可視のバリアを作ったり、空気の巨大な手形を作って攻撃したりと応用も様々。
アンディ曰く彼女の能力は「他対象」なので彼女自身の肉体の変化は否定できないものの、変わることを恐れる彼女の能力が「不変」なのは何とも切ないですね。
また彼女の発言を聞いているとアンディへの思いが行き過ぎて風子を殺そうとしたりとちょっとヤンデレチックな部分もありますが、一方で不運を呼び寄せるために風子が素肌でアンディとくっついた際には「女の子が外でそんなこと!」とむしろ心配するそぶりをしていたのが印象的です。
恋敵でありつつ、純粋に友達のことも心配しちゃうところにジーナの人の良さみたいなものが感じられますね。
風子も風子で、殺されそうになりながらも最後までジーナのことを気にかけていて2人の友情にもぐっとくるものがありました。
アンデラはジャンル的には能力バトルに分類されるかと思いますが、全員が何かしらの世界のルールを「否定」するという能力なのがやっぱり斬新で面白いですね。
アンディの「不死」なんかは分かりやすい一方で、ジーナの「不変」は結構一ひねりした能力だったので、彼女が一体何を「否定」しているのかバトルの中で探りながら本質を見抜くという戦い方が見応えありました。
アンディは一見猪突猛進というか、「不死」なだけにとりあえず突っ込んで攻撃を食らってから対抗策を考えるスタイルがあんまり何も考えてなさそうに見えますが、実際はかなり頭脳派だなと感じられました。風子の「不運」の使い方といい、やはり何百年も生きているだけあって戦闘慣れもしてますね。
それと風子やジーナへのセクハラ発言が今回も酷かったですが、最終的にめっちゃ男前だったので憎めないのがずるい……。
やることなすことぶっ飛んでるし風子へのセクハラも容赦はないけど、さすが数百年生きているだけあって女性の扱いに長けていらっしゃる。
変わることを恐れるジーナにとって、アンディのあの最後の言葉は本当に嬉しかっただろうなと。イケメン過ぎました。
今回は特にラブコメとバトルとシリアスのバランスが良かったように思います。作画も素晴らしくてバトルの見応えもあり、それでいてあの切ない終わり方。
ジーナがただの悪役でも敵もなく、ただアンディへの恋心を貫いたからこそ切ない最期でした。生きててほしかったな……。
しかしこれでユニオンの否定者チームにも2人分の空きができたはずなので、いよいよユニオンと接触することになるんでしょうか。また一気に物語が動き出しそうですね。
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※本ページの情報は2023年10月時点のものです。
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