21話のあらすじ
アンディの過去を知るため風子は安野雲の所持する古代遺物「魂の口径」によって魂を抜き取られ、アンディの記憶の中へと入っていく。
そこにはまだ風子と出会う前、200年前のアンディの姿があった。仲間のジョシュ(CV.戸松遥)らと共に旅をするアンディは、記憶のない自分を知っているらしい風子を怪しむが……。
21話の感想
安野雲の使う古代遺物「魂の口径」によって魂を抜き取られ、アンディの記憶の中に打ち込まれた風子。
そこはカウボーイらしき男たちが徘徊する南北戦争後のアメリカ。
アンディはジョシュ、サンダース、レドという男女3人組と共に、失った記憶を取り戻すため旅を続けているそう。
風子と出会う前なので当然彼女のことは知らず、さらに今とは全く違ってぴくりとも笑わない寡黙で少し怖い雰囲気のアンディ。けれど仲間になりたいと申し出た風子に度胸試しのロシアンルーレットを強要しておきながら一発も銃弾を入れていなかったり、人さらいに連れて行かれた町の子どもたちを助けたり、見た目とは裏腹の優しさはこの頃から健在。
風子はアンディらと共に旅をして彼のことを知ろうとしますが、それはアンディが経験してきた星の数ほどの出会いと別れを知るということ。アンディの仲間だったジョシュたちも風子と出会って早々殺されてしまい、その後も仲間を得ては別れを経験するということを繰り返します。
今回出会う前のアンディがどんな人生を送ってきたのかは明かされませんでしたが、風子に指摘されて初めて不死身であることに気づいたのが意外でした。この時点ですでに額にカード刺さってるしもっと昔から生きてたのかな。
風子と出会ってすぐに仲間を失い2人きりの旅になってしまった時は「次の町で置いていく」と冷たい態度のアンディでしたが(おそらく風子を危険な目に遭わせないため)長い時をともに過ごすうちに、2人は過去の世界でも唯一無二の相棒へと絆を深めていきます。
人が死ぬのは思考が止まった時だと語ったアンディに対し、風子は「覚えてもらえなくなった時」と答えたのがとても印象的でした。両親を自分のせいで失ったものの自分の心の中にはずっと生き続けていると語る風子からはかつてのように自分を責める自虐的な雰囲気は感じられなくて、アンディのおかげで前を向けるようになった風子が今度はその救ってくれたアンディの心を変えるというのがたまらなく……。
初めてアンディのことを「好き」と口にした風子も、風子に対して好意があることをほのめかせたアンディも、そして何より過去のアンディとの別れのシーンがあまりにもエモすぎて泣けました。神回……。
そしてアンディの口から「一番古い記憶は1865年4月15日ワシントンD.C.」だと語られ、風子の魂はさらに時を遡りまさにその時その場所へと移動。次回はついにヴィクトルも登場してアンディの過去が明らかになりそうですね。
というかアンディの胸に刻まれている「1865」という数字は年数だったんですね。
今回出てきた南北戦争は1865年4月9日に終結したようですがもしかして何か関係ある……?
あと風子が過去のアンディと初めて出会った町が、以前ゾンビ事件が起きたロンギングだったのも驚きです。アンディ来たことあったんですね。
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※本ページの情報は2023年10月時点のものです。
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