3話のあらすじ
学園祭が近づき賑わう正十字学園。男女同伴でのみ参加できる音楽フェスとダンスパーティーがあると知り、燐と志摩はパートナー探しに奔走するがことごとく断られてしまう。
そんな中、密かに学園編入中途試験に挑戦していたしえみが合格し晴れて正十字学園の生徒となったしえみを、燐はパートナーに誘おうとするが……。
3話の感想
今回も原作の内容をかなりカットはしてますが、アニメだけ見てもちゃんと内容を理解できるように上手くまとめてあるので良しとしましょう。あんまり気にしすぎても本編を楽しめないですしね。
さて正十字学園では年に一度の学園祭が始まります。クラスごとの出し物ももちろんある他、男女1組でないと参加できない音楽フェスとダンスパーティーも開催。
有名なアーティストも来るフェスに参加したい燐と、何がなんでも女の子とダンスパーティーに参加したい志摩くんは意気投合してパートナー探しに奔走することに。
数ヶ月後に年に一度の祓魔師認定試験があることから、勝呂くんと出雲は勉強に専念するとのこと。
盛り上がっているのは燐と志摩くんだけ……。
しかしみんなもうパートナーを決めてしまったのか、それとも志摩くんに人望がないだけなのか、知り合いの女子全員に断られまくる志摩くんｗ
一方、密かに雪男と猛勉強して正十字学園の中途試験に合格したしえみは、燐たちと同じく正十字学園の生徒に！ これまでは何気に祓魔塾に通っていただけで生徒ではなかったんですよね。
これが好機とばかりにしえみをダンスパーティーに誘おうとした燐でしたが、しえみは雪男を誘ってしまい燐は撃沈……。
1期の頃から燐はほのかにしえみへ思いを寄せ、そのしえみはほんのりと雪男に好意を寄せていました。それがこの学園祭の前後から燐→しえみ→（←？）雪男という三角関係の構図がはっきりと浮かび上がり始めてしまいました。
バトルがメインの少年漫画ではここまで繊細な恋愛描写は意外と珍しい気もしますが、青エクは燐と雪男の複雑で張り詰めた糸のような緊張感ある関係性が最大の見所と言っても過言ではないので、しえみを挟んだこの展開はかなり重要なんですよね。
思い詰める性格とサタンの落胤の弟という境遇、兄へのコンプレックス、そして自身もサタンの力を受け継いでいるかもしれない恐怖、これらの複合的なストレスと負担のせいで燐にも、しえみにも、シュラにも隠し事がデフォルトになってしまっている雪男。
貼り付けた笑顔の奥に隠された誰も知らない素顔。
しかし純粋でまっすぐな燐としえみに巻き込まれ、困惑しながらも珍しく笑顔を見せる雪男にぐっときました。
しかし楽しげな学園祭の裏ではルーイン・ライトの報告により正十字騎士団日本支部にイルミナティのスパイが紛れ込んでいることが明らかになり、シュラはそのスパイを探す任務に。
謎多き祓魔塾生の宝ねむはなぜか出雲に「いますぐ俺についてこい」と言い出し、燐たちの知らない場所で一気に物語が動き出しそうな予感。
いよいよイルミナティ篇が本格的に始まりますね。
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※本ページの情報は2024年1月時点のものです。
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