11話のあらすじ
本気人を目指し日夜修行に明け暮れていたかつての一夜と千夜、しかし何かに焦る一夜は千夜に真剣勝負を挑むも戦いのさなかに二人は銃で撃たれ志半ばで命を落としてしまう。
一夜があの時何を想っていたのか知りたいがために体を乗っ取ろうとしていたことを正直に告白した千夜に荒仁は……。
11話の感想
アニメ前半のあの怒涛のギャグ描写は何だったのかと思うくらいのドシリアス。特に今回はコメディ成分はほぼなく、初めてちょっと怖いと感じました。
闇落ち展開は好みですが真宝の闇落ちはだんだん笑えないところまで来ていてめちゃくちゃ怖い。チーム関係なしに不良と見るや強さ関係なく容赦なくボコリ、ついには彼の暴走を止めようとした魅那斗會の先輩たちや、親友であるはずの座布まで……。
真宝VS座布の戦いはこれまでよりもかなり生々しく、そして痛々しくて見ているのがとても辛かった。
これまでの喧嘩はアニメらしいかっこよさを全面に出したクールなバトルアクションだったのに対し、今回のは友達を助けたい座布を真宝が無慈悲に一方的に叩きのめすもので、傷や血の描写までリアルでただただ痛々しかったです。
少し前の真宝はライバルチームのメンバーにすらトドメを刺せなかったのについに身も心も堕ちるところまで堕ちてしまった感がありますね……。
真宝にタイマンを申し込まれた拳一郎は「自分に何かあったら真宝を止めてほしい」と荒仁に頼むのと同時に、真宝の過去についても語っていました。
たった1人の家族だった兄が親代わりで、彼が少年院に送られたあと初めて魅那斗會にやってきた時も、今のように無謀で自暴自棄になっていたという真宝。
荒仁と高校で再会した時に昔のような明るく優しい性格になっていたのは、座布や駒男の存在が大きかったんでしょうね。
この作品は逃げてばかりで精神的に弱いままの荒仁が強くなっていく物語なのだと思っていましたが、真宝もまた誰かに依存していなければ自己を保てない弱い人間として描かれていて、彼は裏主人公のような存在だったようです。
果たして次回最終話で、逃げ続けてきた弱い主人公と、臆病で孤独な裏主人公はタイマンの果てにどう成長するのか。
真宝のために一度手放した千夜を自らの意志で再び憑依させることを決意した荒仁、ようやく男になれるか!?
ところで本気人って結局何なんですかね……? 今のところふわっとした概念にしか感じられないのですが、はっきりとした定義が最後に語られるのかどうか。教頭とジャスミンちゃんの正体とかも!
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※本ページの情報は2024年1月時点のものです。
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