20話のあらすじ
「君に伝われ」の作者・安野雲(CV.内山夕実)に呼び出されカナダのスタンレーパークにやってきたアンディと風子。警戒しながら安野を待っていた2人だが、気配もなく突然安野は現れる。2人が何の目的で何を望んでいるのか全てを知っている風の安野はしかし、肝心なことは何も教えてくれず……。
20話の感想
本名も年齢・性別全て不詳の漫画家・安野雲。そのペンネームも明らかに「UNKNOWN/アンノウン」の当て字で何らかの否定者なのは確実。
そんな謎多き安野雲がついに登場しました。
彼(彼女?)は漫画用のペンを使って空中に絵を描くことでそれを具現化させるという漫画家らしい能力の持ち主。何かを否定しているようには思えないので、このペンが古代遺物なんでしょうか。
過去も未来も、アンディや風子の正体や能力も、もちろんユニオンのことも何もかも知っている風の安野先生。
ちなみに安野先生を演じている内山夕実さんは1話からナレーションも兼任していますが、兼任しているというよりは安野先生が過去を振り返る形でナレーションしていた、という演出にも思えますね。
そんな安野先生は今のアンディと風子ではUMA・オータムには敵わないと指摘し、実際に2人はオータムに苦戦。安野先生の助力がなければ危うかったかもしれません。
この第20話冒頭には安野先生が見た未来らしき映像で、オータムとの戦いの中で風子が致命傷を負う衝撃的な内容がありました。しかもリップくんやラトラも参戦してましたね……。あれはもしかして安野先生が手助けしなかった場合の未来?
捕獲が必須条件のオータムは巨大な虫みたいな姿のUMA。見た目からしてキモイですが、爪で攻撃した相手の体を本にしてそれを読み、最後には相手の体ごと食ってしまうのが中々にハードでグロい。読書の秋的なやつ……?
ちなみに食われた人間は蜘蛛みたいな姿になってオータムから生み出されていたんですが、つまりあの大量の蜘蛛はそういうことですかね……ヒェッ
防御力の高いオータム相手になすすべなく安野先生の住処に逃げ込んだアンディと風子はそこで、安野先生の修行に付き合うことに。それはオータムの力を使ってアンディを本にしそこに書かれている内容――つまりアンディの過去を知るというもの。
ヴィクトルがなぜ1人でユニオンメンバー全員を相手にできるほど強いのか、その秘密が過去にあるのではとアンディは考えたようです。
謎に包まれたアンディの過去。次回はかなり重要なエピソードになりそうですね。
しかし気になるのは安野先生の正体と能力ですよね。絵に描いたものが具現化されるのは分かるとして、自分の腕を躊躇なく切り落としたり「元には戻らないよ」とあっけらかんと笑っていたり、明らかに常人の域を超えてるのが謎。アンディに全く気配を悟られずに近づいたり、瞬間移動をしていたのも気になります。アンディ以上に謎な存在かも……。
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※本ページの情報は2023年10月時点のものです。
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