1話のあらすじ
時光写真館に戻ってきたトキが目にした光景――それは血塗れのヒカルとナイフを手にしたリン。トキは瀕死のヒカルを助けようとするが、リンの体を乗っ取った何者かによって脅されてしまう。ナイフを手にトキの能力について聞き出そうとする相手に対し、トキはリンを解放しろと訴えるが……。
1話の感想
衝撃のラストを迎えた1期最終話から待ちに待った続編がようやくスタート。
一連の事件の犯人かと思われていたリウ・ミン逮捕までこぎ着けたものの、真犯人は別にいると示唆されてからの、乗っ取られたリンによるヒカル刺傷事件。
腹部を刺されて瀕死のヒカル、何者かによって体を乗っ取られたリン、その場を目撃してしまったトキという第1話からクライマックスな展開。
リンを操る真犯人はトキがどうやって能力を発動させているのか、そもそもどうやって時空間を移動したのか、その秘密をヒカルとリンの命を盾に聞き出そうとします。
それに対して一度は嘘をついて誤魔化そうとするもバレて一騎打ちに。
1期の頃から日本アニメに匹敵するほどの作画でしたが、2期になってよりパワーアップした感があります。特にこのリン（真犯人）対トキの戦いはアクションアニメかと思うほどの大迫力。動きも滑らかでスピード感もありかっこいい。動きにリアリティがあるのも素晴らしい。序盤からテンション爆上がりでした。
写真館に入ってきた警察官たちによって真犯人との対決は中途半端に終わり、リンを庇ったトキが捕まりヒカルは病院へ。
話を聞いたシャオ刑事とチェン刑事によってトキはひとまず解放され、ヒカルも一命を取り留めますが、犯人と思われていたリウ・ミンは自殺してしまいます。
そして今度はチェン刑事が突然姿を消し、探しに出たシャオ刑事の眼の前でなんと建物の上から落下……。
1話からとんでもない終わり方となりました。
ヒカルが死んだと思い込んだトキが泣きながら病室に入ったら普通にピンピンしてる彼を見てずっこけるシーンくらいしか笑える箇所がないほど1話からドシリアス。とは言えヒカルが死んだと思い込んで、チェン刑事のスマホの待ち受け写真で過去に戻ろうと葛藤したトキが、本当に過去に戻って改変していたらとんでもないことになっていたと思うとあんまり笑えませんでしたが……むしろゾッとした。
さて2期からは新たにメインキャラクターが追加。
スーツにメガネの怪しいイケメン――チエン・ジン。職業は弁護士で、リウ・ミンの親から依頼され今回の事件に関わってきます。
声優は中村悠一さん。ワクワクしかしないキャスティング。トキたちにとって敵となるのか味方となるのか、注目のキャラクターです。
そして第2期のOPテーマ「VORTEX」。とんでもない名OPが誕生しました。
ビルの間を落ちていったり水の中に沈んだり振り回されるトキや、真犯人らしき人物と対峙するトキとヒカル、次々と姿が変わっていくリンなど本編の展開を示唆する抽象的な映像。
なのですが凄まじい仕掛けが施されていました。なんと再生時間1：00辺りでトキとヒカルが互いの手を叩く（能力の発動）と映像が巻き戻っていきます。というより良く見ると逆再生されていたのは前半で、手を叩くことによって正しく時間が進み始めたという印象。そしてそれと同時に歌が逆再生。
つまり、映像：逆再生、歌：再生→手を叩く→映像：再生、歌：逆再生という演出になっており、まさにこの作品を現したかのような仕掛け。今期1の名OPかもしれません。
動画配信
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※本ページの情報は2024年4月時点のものです。
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