「妖怪学校の先生はじめました」とは?
原作は月刊Gファンタジーで連載中の漫画。
原作者は田中まいさん。
監督:小野勝巳
シリーズ構成:赤尾でこ
キャラクターデザイン:なつき
アニメーション制作:サテライト
安倍晴明:逢坂良太
佐野命:鈴木崚汰
狸塚豆吉:谷江玲音
泥田耕太郎:坂泰斗
学園長:福山潤
第1話のあらすじ
学園長に誘われ百鬼学園に教師としてやってきた安倍晴明。ところがそこは全国から妖怪たちが学びにやってくる妖怪だけの学校だった。ヘタレで不運な晴明は妖怪にビビりながらも弐年参組の担任になるが、女子生徒が引きこもりだと知り会いに行くことになるが……。
第1話の感想
・クセが強すぎる主人公教師
妖怪だらけの学校で平凡な教師が生徒たちに振り回される……という内容なのかと思って見始めたら、一番ぶっ飛んでるのが先生で予想を裏切られました。
主人公は教師の安倍晴明。かの有名な陰陽師と同じ名前ですが、読みは「はるあき」。名前からお察しの通りあの陰陽師の血を引く子孫だそう。
しかし性格はヘタレでビビリ。公立高校の教師になるも不良に絡まれ初日に学校から逃亡して1年間引きこもっていたという筋金入りのヘタレ。
それだけならまあよくある話(?)ですが、ただのヘタレではないのがこの晴明。実は制服が大好きで、特にセーラー服フェチのド変態。あくまでも中身(女子高生)ではなく制服が好きなだけと釈明してましたがw。
おまけにちょっとゲスい一面もあるようで、不登校の女子生徒を「セーラー服着てるところが見たいから」という理由で学校に来るよう誘ったり、座敷童子がいれば自分にも幸運が訪れるかもという魂胆があったり。可愛い顔してかなりクセ強めな主人公教師の設定が面白かったです。
・変態人間教師VS個性豊な妖怪生徒たち
先生に負けじと生徒たちも個性的。クールなイケメン疫病神の佐野くんに親切で可愛い豆狸の狸塚くん、泥をぶん投げてくる泥田坊の泥田くん、ゲームにハマりすぎて引きこもってた座敷童子の紅子ちゃんなどなど1話から早速キャラ立ち全開。
基本的にはどの妖怪も人の姿になれるようですが、登場するのはどれも有名な妖怪ばかり。ちょっとした妖怪雑学も学べたりするのも楽しい。
ちなみに生徒だけでなく先生もみんな妖怪のようです。
・ギャグ色強めの学園コメディ
ハイテンションでカオスなOPテーマからも分かるようにアットホームというよりはギャグ寄りの学園コメディという印象。1話の時点ではいい話よりもぶっ飛んでて笑える感じだったので、今後もテンポのいいかけあいや晴明の変態ぶりに期待。
晴明のビジュアルも好きですが、狸塚くんやマンドラゴラなどデフォルメキャラが可愛くて癒やされました。
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