アニメアニメ感想

【新アニメレビュー】コミカルで楽しい本格ユーモアミステリ「謎解きはディナーのあとで 第1話 殺意のパーティにようこそFile.1」

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「謎解きはディナーのあとで」とは?
出典:TVアニメ「謎解きはディナーのあとで」公式サイトより

原作は推理小説。
原作者は東川篤哉さん。

監督:増原光幸
シリーズ構成:國澤真理子
キャラクター原案:橘オレコ
キャラクターデザイン:河田泉
アニメーション制作:マッドハウス

宝生麗子:花澤香菜
影山:梶裕貴
風祭京一郎:宮野真守

第1話のあらすじ

世界的な大企業“宝生ほうしょうグループ”の令嬢・宝生麗子桐生院吾郎の還暦パーティに訪れ、そこで吾郎の娘である綾華や大学時代からの親友・香織と後輩の雛子らに出会う。
再会を喜んでいるとそこへ上司の風祭京一郎から「傷害事件が発生」との緊急連絡が入った。その現場は麗子たちがいるこのホテル。
実は身分を隠して警視庁に勤めている麗子は慌ててドレスを着替えて現場に向かうが、被害者は大学時代の先輩で……!?

第1話の感想

・お嬢様刑事×ド派手警部×毒舌執事
TVドラマ化もされた人気推理小説シリーズということもあって文句なしの面白さ。
なんと言ってもキャラが濃い!
主人公は世界的企業のご令嬢にして身分を隠した新米刑事の麗子。見るからにお嬢様と言った見た目なのに何もないところでコケるなど少々ドジっ子属性。
上司の風祭を始め、職場ではお嬢様扱いされたくないからと宝生グループのご令嬢であることは隠しているらしく、視聴者にも親近感を抱きやすい主人公。

その麗子の上司である風祭警部は全身真っ白なスーツに自動車会社「風祭モータース」の御曹司であることをやたらと振りかざす麗子とは正反対のド派手なキャラクター。
自信満々に推理を披露しては空振りに終わるタイプのコメディリリーフですが、麗子も麗子で推理力がないので二人だけでは全然事件が進展しないのが見ていておもしろ楽しい。

出典:TVアニメ「謎解きはディナーのあとで」公式サイトより

対して麗子の執事となる影山は彼女の思考や言動を先読みして完璧にフォローする謎多き天才執事。麗子と風祭二人がかりでもさっぱりだった事件の謎をあっさりと解いてしまうほどの頭脳を持ちながら、麗子に容赦のない毒舌を浴びせるクセの強いキャラクター。

第1話でこの3人のメインキャラの関係性と魅力をしっかりと見せる素晴らしい構成。他にも容疑者となる麗子の友人やパーティの出席者などゲストキャラも多いながら、全くごちゃついておらずとにかくわかりやすい。物語の導入としても完璧な第1話でした。

・キャスティングも完璧
主演の花澤香菜さん、梶裕貴さん、宮野真守さんと言えば名実ともに声優界のトップスター。正直言うと1話を見るまでは堅実過ぎて意外性のないキャスティングだなと失礼なことを思っていたのですが、土下座して訂正させてください。完璧!
嫌味のないお嬢様ボイスと刑事の時のキリッとした声のギャップが素敵な花澤さん。
感情を抑えたクールな低音ボイスにドキッとさせられる梶さん。
ハイテンションさがもうまんまいつものマモな宮野さん。
全員が全員あまりにもハマリ役でひれ伏しました。この御三方のかけあいだけでも見る価値アリなほど楽しいお芝居でした。

・安定感抜群の美麗作画
原作小説の表紙絵はイラストレーターの中村佑介さんが手掛けていますが、アニメ版のキャラクター原案は漫画家の橘オレコさんが担当。このキャラデザがまず華やかで美しい。美男美女揃いで目の保養でした。
アニメーション制作がマッドハウスということもあり作画の安定感も抜群で素晴らしい。個人的にはかなり好みなキャラデザと作画で大満足。

出典:TVアニメ「謎解きはディナーのあとで」公式サイトより

・OPはケンティー×澤野弘之
衝撃だったのがOPテーマ。歌っているのはケンティーこと中島健人さん、作曲は澤野弘之さんという豪華な楽曲。
ミステリアスで壮大な曲調はさすが澤野さん。ケンティーさんのボーカルもぴったり。
そして映像がまたハイセンス。本編はコメディ全開ですが、OPは打って変わって超オシャレ。これは毎週の楽しみになりそう。

主な見放題配信サイト

※本ページの情報は2025年4月時点のものです。
最新の配信状況は各配信サイトにてご確認ください。

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