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【新アニメレビュー】スタジオカラー×サンライズによるガンダムシリーズ最新作「機動戦士Gundam GQuuuuuuX 第1話 赤いガンダム」

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「機動戦士Gundam GQuuuuuuX」とは?
出典:機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)
(@G_GQuuuuuuX)より

オリジナルアニメ。
ガンダムシリーズ最新作。

監督:鶴巻和哉
シリーズ構成:榎戸洋司
キャラクターデザイン:
アニメーション制作:スタジオカラーサンライズ

アマテ・ユズリハ(マチュ):黒沢ともよ
ニャアン:石川由依
シュウジ・イトウ:土屋神葉
シャリア・ブル:川田紳司

第1話のあらすじ

一年戦争の終結から5年、サイド6のイズマ・コロニーで暮らす女子高生アマテ・ユズリハは駅の改札で警察に追われる戦争難民の少女ニャアンとぶつかってしまう。その衝撃でアマテのバッグに紛れ込んだ手のひらサイズの機器は非合法のMS用インストーラーデバイスだった。
興味を持ったアマテは運び屋のアルバイトをしているというニャアンと共に、デバイスの届け先であるジャンク屋「カネバン有限公司」を訪れる。
しかしそこへ謎の赤いガンダムと交戦するジオン公国軍の最新MS「GQuuuuuuXジークアクス」がコロニー内部になだれ込み……。

第1話の感想

・異なる結末を迎えた一年戦争終結の後の世界線
ガンダムシリーズ最新作の本作はシリーズ第1作「機動戦士ガンダム」いわゆる“ファースト”から連なる宇宙世紀が舞台。
ただしファーストで描かれた一年戦争とは異なる結末を迎えたIFの世界線らしく、ジオン側の勝利で戦争が終結したことが語られています。

・劇場先行版「Beginning」との違い
TVアニメの放送に先駆け1月から劇場先行版「機動戦士Gundam GQuuuuuuX‐Beggining‐」が公開されていますが、TVアニメ版と劇場先行版では構成が大きく変更されていました。
劇場先行版は一年戦争が終結するまでのBegginingパートと、今回TVアニメ第1話で放送されたアマテが主人公の本編パートで構成されていました。
TVアニメ第2話ではどうやらこのBegginingパートが放送されるらしく、劇場先行版とは順番が入れ替わっているようです。
また構成以外にもTVアニメ版ではカットされた部分もあったような気がするので(違ったらすみません)、気になった方は上映終了する前に劇場へGO!

・ガンダム用語多め
宇宙世紀とは全く別の独立した世界観で展開された「機動戦士ガンダム水星の魔女」とは違い、IFの世界線とは言えファーストから連なる今作は水星の魔女よりも少し敷居が高め。
ファーストや宇宙世紀シリーズに少しでも触れたことがない全くのガンダム初心者だと、専門用語の多さや各陣営の複雑さにちょっと手こずるかも。

ただあくまでも主人公は本作オリジナルキャラクターのアマテ・ニャアン・シュウジの3人ですし、難解な用語や設定が分からなくても少年少女が自由を求めてガンダムに乗って戦う一ロボットアニメとしてもしっかり成立しています。
何よりもキャッチーで目を引くキャラクターデザイン、圧巻のアニメーション、ど迫力のモビルスーツ戦、豪華な声優陣、米津玄師さんや星街すいせいさんによる主題歌と完成度は非常に高い作品。
ジークアクスからファーストや宇宙世紀シリーズに興味を持って遡る楽しみ方もできそう。

・夢のスタジオカラー×サンライズ
本作もうひとつの目玉が「エヴァンゲリオンシリーズ」のスタジオカラーと「ガンダムシリーズ」のサンライズが初めて共同制作していること。アニメファンにとっては夢のようなコラボです。

監督は長年エヴァンゲリオンシリーズに携わり新劇場版シリーズでは監督も務めた鶴巻和哉さん。
シリーズ構成・脚本はエヴァンゲリオンシリーズの他にも「少女革命ウテナ」なども手掛けた榎戸洋司さん。
言わずとしれたエヴァンゲリオンの監督・庵野秀明さんも脚本に携わっています。
またキャラクターデザインは「物語シリーズ」などのさん、メカニカルデザインはエヴァンゲリオンや「ふしぎの海のナディア」などの山下いくとさんと超豪華。
この他にも錚々たるクリエイターが集結しており、映像面のクオリティはもちろんシナリオ面にも期待大!

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※本ページの情報は2025年4月時点のものです。
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