アニメアニメ感想

平家物語 第5話 「橋合戦」 感想

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5話のあらすじ

重盛の死後、平家の頭領となった宗盛(CV.檜山修之)だが、彼の礼節を欠く言動に平家の評判は落ちていった。後白河法皇によって、維盛などに与えられていた土地を取り上げられたと知り清盛は、まだ幼い徳子の子・安徳天皇を即位させる。さらに後白河法皇を幽閉、基房を追放させたことで、平家への反発はますます強まっていく。

5話の感想

初めて本格的に戦が描かれたこともあり、疾走感と緊迫感溢れる第5話となりました。重盛が亡くなったことで、清盛vs後白河の対立がますます激しくなっていきます。たぬきジジイ対たぬきジジイの戦い。この2人をそれぞれ玄田哲章さんと千葉繁さんが演じているのが改めてたまらないですね。

重盛の死後、新たな平家の頭領となった宗盛を演じる檜山さんの味わいも最高でした。檜山さんと言えばかつては熱血キャラのイメージが強かったですが、個人的には叫ばない役のが好きだったりします。ちょっと嫌味のある役とか最高。
そんな宗盛の弟の知盛役を木村昴さん、重衡役を宮﨑遊さんが新たに演じています。知盛は顔も中々に特徴的ですが、きむすば感をかなり抑えてて個人的には新しい昴さんを聴けたようで嬉しくなりました。すごくいい、ぴったり。
逆にどこか重盛に似ている重衡は穏やかで、内向的な維盛やびわたちにも好意的な人物。宮﨑遊さんはあまり聞いたことなかったんですが、めちゃくちゃいい声で聞き入ってしまいました。こちらもぴったり。

そして重盛亡き今、この物語に新たな主人公となりそうなのが維盛。刀を振るうより舞を踊っている方が似合うという維盛も戦に駆り出され、そこで地獄を見てしまいます。この入野さんのお芝居まあ凄かった。吐息だけで全てを表現するようなお芝居に胸がぎゅっとなりました。
平家の人間は武士とは言え、維盛のような戦いの場に出たくない人もきっといっぱいいたんでしょうね。
印象的だったのは兄の前では「臆病」だとからかっていた資盛が、いざ戦に出た兄のことを刀を振るうより舞を踊っている方が似合うのに……と不安がっていたシーン。本当は見送る時不安な気持ちを隠して軽口を叩いていたのかなと思うと切ない。

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