38話のあらすじ
関谷に毒を盛られ地中に埋められていた牛山だったが、突如覚醒し朦朧とした意識のまま付近を徘徊し始める。お金持ちの息子であり近所のこどもたちにいじめられていた少年・チヨタロウ(CV.小林由美子)は桃の乾物で牛山を手なずけ、2人は奇妙な友情で結ばれることに。
一方土方と牛山を捜索する門倉のもとには関谷から土方の刀と脅迫状が届いていた。刺青人皮と土方を埋めた場所の交換を要求された門倉は……。
38話の感想
今回もまたシリアスと強烈なギャグがジェットコースターのように交互にやってくるカオス回となりました。
なんと言っても冒頭のチヨタロウと牛山が出会うところは原作でも「なにこれwww」となったので、アニメ派の方はさぞ戸惑われたのではないでしょうか。どうしてこうなったんだろう……。
ちなみに朝鮮人参で意識が朦朧としている牛山がつぶやいていた「オベンチョ」、原作読んでた時からどういう意味なんだろうと思っていたんですが、どうやらガチガチの下ネタ(とある方言の)だったらしく衝撃を受けました。そういう意味だったんかい! それで桃のフリーズドライにあんな食いついてたのね……w。改めてひっどい話(褒め言葉)。
あと木の洞から出てくる怪人オベンチョの「ミィ~」っていう子猫のような鳴き声がガチの裏声で笑いました。ノムケンさんあんな声出るのww。もう全てが面白すぎた。
怪人オベンチョの暴力性を知って、あんなに可愛がってたのに即「消さなければ」という思考に至るチヨタロウも好きです。ボンボンだけど意外と常識人なんですよね、この子。オベンチョがいれば自分は最強になれるぞという思考ではなく、こんな危険な兵器は始末しなければっていうところが、めちゃくちゃ常識人。にしてもこれだけのために登場したチヨタロウw。
門倉さんとキラウシの会話も相変わらず面白くて大好きです。基本的にキラウシいっつも門倉さんと一緒にいる割には当たりが冷たいんですよね。けつのあな覗き野郎から肛門ほじり野郎に呼び方が変わってるところとか、キラウシのお父さんが彫ってくれた大事なマキリをどこにしまうのかかたくなに答えない門倉さんとか、もう挙げたらキリがないくらいこのコンビのやり取りは全部面白くて好き。
ところで門倉さんを演じてる安原義人さんってもう御年72歳なんですね……すごい。いつ聞いても門倉さんのくたびれた感じがばっちり表現されてて笑っちゃいます。何気に土方一味のキャストでは最年長なんですね。う~ん豪華。
そして関谷輪一郎役の加瀬康之さん。原作のイメージにぴったりのお声でした。あの淡々とした冷徹なお芝居と、少しかすれたハスキーなお声が最高に素敵でした。関谷は強烈なキャラが多い刺青囚人の中でもおふざけ要素がない堅物というイメージだったんですが、加瀬さんのお声がついたら一気に好きになってしまいました。悪役でも変態でもなく、結構哀れなキャラクターなんですよね。あの日娘さんが雷に打たれてなければ囚人になることもなかったろうに。
というわけで今回も金カムらしさ全開で最高でした。改めてこの話をアニメ化してくれて嬉しかったな。
次回のサブタイトルは「硫黄のにおい」。いよいよ……新キャラが登場します。あのシーンアニメ化できんのか?! っていうシーンもあります! 楽しみですね!!
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