アニメアニメ感想

ダンス・ダンス・ダンスール #09 「俺だって、もっと上手くなりてぇんだよっ!」 感想

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9話のあらすじ

潤平と都の関係を知り動揺する流鶯。サマースクール6日目、流鶯の柔軟さを羨ましがった潤平に強引なストレッチをさせるが、それを目撃した綾子に「それは古いやり方」だと否定されてしまう。幼少期の自分までもを否定された気になった流鶯は「生川には自分より上手い生徒はいない」と声を荒げるが、綾子にはかわされてしまう。その日のレッスンでは綾子の前でジークフリート王子を踊ることになり、しかし流鶯は踊り出さず……。

9話の感想

1人迷走を続ける流鶯。そんな彼の脳裏に蘇ったのは若き日の母の姿。母・真鶴は自分に会いたくなった時のためにおまじないを教え、そのまま流鶯のもとを去って行きました。
綾子の話によると、真鶴さんは流鶯の祖母の教えがあまりにキツすぎたために家を出ていったのだとか。真鶴さんにとっては実の母になるんでしょうか。
でも息子を置いて自分だけ逃げるのは……。悪い人なのかは分からないですが、SNSの様子を見る限り自分本位な人なのかもしれません。流鶯の気持ち考えるとひたすら辛い。

真鶴さんを演じる堀江由衣さんは今回ようやくセリフらしいセリフが登場しました。半分くらいはロシア語だったけど。ほっちゃんの母親役って今まで多分見たことないと思うんですが、見た目がかなり若々しいのもあって全然違和感なかったですね。ロシア語も素敵でした。
流鶯役の内山昂輝さんのロシア語もイントネーションがすごくそれっぽくて感動。

そして長く続いたサマースクールもいよいよ終盤。綾子さんに「プロにはなれない」と酷評された流鶯はどこかへ行ってしまい、代わりにスカラシップを受けるか推薦されたのがまさかの潤平。しかしその条件が五代バレエスタジオの退会。スカラシップを受ければ、潤平の憧れであるロシアのトップになるという夢は絶たれ、日本のバレエ界の底上げのために生川はるかバレエ団に尽くすことになります。なんとも残酷な条件。
その両方を諦めきれなかった潤平はしかし、結果的に千鶴さんと揉めてしまうも、最終的には自らスカラシップを諦めることを決意。流鶯に生川で踊るよう勧めるも……というところでなんとも次回が気になる終わり方です。

毎回思うのが潤平の心情の描き方がとにかくリアリティがあって繊細。綾子に認められればスカラシップ欲しいとなるし、千鶴さんに突き放されればやっぱり五代バレエスタジオがいいと戻ってくるし。最終的には都と一緒にいたいがためにスカラシップ諦めるし。本当にこの辺りの心の揺れ具合がリアル。

あとは海咲くんのなんとも複雑な心境も描かれました。これまで澄まし顔で色々画策していたようですが、今回はついに堪えきれなくて爆発しましたね。流鶯にダメージがいくようにしていたのはやっぱり突き落としたかったからなんだろうか。真鶴さんのファン、ってのも本当なんだか嘘なんだか怪しいですね。でも潤平に向かって吐露したのが本音なんだろうな。みんないい感じにドロドロの青春送ってて最高ですね!

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