10話のあらすじ
月曜日、週に一度のオフの日、地元が東京のメンバーは春休みということもあり実家に帰る中、アシトは1人伊達コーチから与えられた課題について考えていた。じっとしていられなくなり練習に向かおうとするアシトの前に花が現れ、これからアシトたちが通うことになる高校まで案内すると言い出す。向こう半年分の献立表を渡されアシトはしかし、花がなぜここまで世話を焼くのか理解ができず練習をさせてくれと苛立ちをぶつけてしまう。
10話の感想
前回行われた11人対21人のミニゲームで黒田くんと朝利くんに激しい怒りをぶつけられたアシト。その理由を考えるという伊達コーチからの課題に頭を悩ませ続ける第10話。
そんなアシトの前に花ちゃんが現れ、思い詰めるアシトを気分転換させるように外へと誘い出します。この2人、本当可愛くて大好き。ただ、アシトには花ちゃんがどうしてここまで世話を焼くのか理解できないようです。大友くんにまで人の心が理解できてないと言われてしまうほどに……。
さて花ちゃんを泣かせてしまったまま、ついに高校入学の日が。
これまでずっとユースって学校どうするのかなと思っていたら、提携した高校があるんですね。しかも特待生で諸々の費用も割引で、専用のカリキュラムまで。至れり尽くせり。将来の日本代表が生まれるかもとなればここまで優遇されるのも当然ですね。すごい。
しかも一年生ほぼ全員同じクラス? 橘くんと花ちゃんだけ別のクラス、でしょうか。杏里ちゃんまで同じクラスとは。
アシトはゴールに対する執着が強すぎると朝利くんにキツく言われていましたが、アシトの言うゴールに執着しないフォワードなんて、と言うのも理解できてなんとも難しい問題。自己中心的とかワガママとかエゴイストって日常生活だと良くない言葉として使われますが、スポーツだと一概にもそうは言えないこともあるらしいですし。場合によって、何がなんでも自分が点を取る!! くらいの気合いがないと上にはいけないなんて話も聞きますよね。
ただ確かにアシトの中には自分が点を取る以外に選択肢がなさそうなのが、やはりどうなのかなあと言う感じにも思えます。
でも個人的にアシトのすごく好きなところが、今回何度も花ちゃんや大友くんに「なぜ?」を聞こうとしてやめてるんですよね。きっと誰かに「自分の何がダメだったのか」を聞けば早いけど、アシトはちゃんとこれは自分に与えられた課題なんだって理解できているところが素晴らしいなと。他人に聞いたら意味がないってちゃんと分かっているのが個人的にとても好きです。
そして考えても分からないなら自分の考えをまずは分かってもらおう、と言う姿勢にも感動しました。結果的に朝利くんとの対立を深めてはしまったものの、これがお互いへの理解への一歩なんだろうな。
にしても、朝利くんにキレる大友くん珍しくめちゃくちゃかっこよかったですね。アシト、大友くん、橘くんのセレクション組の絆の強さに毎回やられる……。
そしてラスト、アシトに再び試練が。次の試合で課題の答えをプレーで示すこと。ゴールへの執着を捨てるべきなのかと言う課題に果たしてアシトがどんな答えを出すのかとても興味深いです。う〜ん、本当にサッカーが面白いよアオアシ。
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