1話のあらすじ
その暴力性から「桜樹組の悪魔」と呼ばれ恐れられる桜樹組若頭・霧島透(CV.細谷佳正)。暴力による解決を繰り返し過ぎたことから、ある日組長に呼び出され意外な仕事を任されてしまう。それは組長の一人娘・桜樹八重花(CV.和多田美咲)の世話係だった。
1話の感想
・ストーリー
極道の世界が舞台ですがそんなことを忘れてしまうくらいゆる〜くほのぼのした世界観。組長も組員も若くてイケメンばかりで、幼女がヒロインではありますが完全に女性向けだなという印象。極道感はかなり薄いのでそこに期待してしまうとちょっとガッカリするかも。
見る前は霧島と八重花ちゃんが仲良くなるまでの過程をじっくり描いていくのかなーと想像していたんですが、1話だけで相当心開いてる感じになってて、こちらもちょっと想像違ったかな……。とにかく想像の数倍ほのぼのでした。
個人的には演出面での盛り上がりが少し欠けているなと感じました。音楽やテンポがずっと一定というか、あまり緩急がないのでその辺りがちょっと物足りないなと。ただ極道が舞台とはいえ、メインはあくまでも霧島と八重花ちゃんの心温まるハートフルストーリーのようなので緩急を求める方が間違っているのかもしれない……。この辺りは今後の展開次第かなと思います。
・作画
作画レベルは多分今期トップクラスですね。めちゃくちゃ綺麗。そもそもキャラデザが恐ろしく可愛くて、特に瞳の絵柄がとても凝っててこだわりを感じます。この辺りも女性向けならではの繊細さかもしれません。
そして作画がとにかくやばいくらい綺麗。男はイケメン、女は美人で可愛い、が徹底されてるので目の保養です。特に八重花ちゃんのビジュアルは相当こだわって制作してされているんだろうなと感じました。八重花ちゃんの可愛さだけでご飯おかわりできる。
・声優
ご存じの通り超豪華。特に男性声優の豪華さは凄まじいです。霧島役の細谷佳正さんは低音の凄みが評価されているだけあって若頭役がピッタリハマり役。ただもはや声に威厳ありすぎるので、もうちょっと緩めでいいかもとは思いました。組長役の竹内良太さんがさらに威厳ありすぎるのでバランスは取れてるんですけどね。石川界人さん演じる杉原のイジられ舎弟感も好みでした。
しかしなんと言っても八重花ちゃん役の和多田美咲さんが可愛い! これに尽きる。幼女声を極めた声優さんは何人かいらっしゃいますがこの声も素晴らしい……!
・総評
絵柄・作画・声優はトップレベル、ストーリー・演出面は今後の展開次第、という印象です。SNSでの反応を見る限りはかなり高評価なので原作ファンからの評判も良いようです。正直これだけ作画が良くて声優も豪華だとそれだけで充分見る理由にはなるんですよね。ほのぼのゆるふわ系アニメなので難しいこと考えずにのんびり楽しむのにぴったりかもしれません。
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