14話のあらすじ
ひづるの記憶の中で中学時代の彼女の記憶を追体験する慎平と潮。菱形医院の旧病棟で出会ったひづるとハイネは交流を深めていったが、ハイネは日に日に空腹を募らせていた。ある日ひづるを追ってタカノス山へと入った竜之介は食餌中のハイネと遭遇してしまう。
14話の感想
ひづるとハイネの過去が明かされた第14話。二人がどうやって知り合い仲良くなったのかは不明ですが、ハイネはひづるのことを唯一の友達として認識していたようです。「空腹」や「お母さん」などヒルコ様に体を乗っ取られる前のハイネ自身の記憶らしいセリフもあって、ひづると接していた時の雰囲気は元のハイネそのものだったのかも。
二人は親交を深めていきますが、ハイネの空腹が限界を超えた時、偶然にもタカノス山へと入ってしまった竜之介が彼女の食餌中に遭遇。呆気なく殺され竜之介はハイネにデータをコピーされてしまいます。
ところがそこへやってきたひづるに見られたことでハイネが暴走(?)、なぜか右目から出血しそれが飛び出してひづるに触れたことで、コピーされた竜之介のデータがひづるの中に入ってしまった、というのが真相だったようです。中々に複雑な経緯。つまりひづるの中の竜之介の人格は、正確にいえば竜之介本人ではなく竜之介の「影」ということになるんでしょうか。
あと気になるのはハイネの飛び出した右目。あれって巡り巡って慎平の右目になったやつ? 潮が慎平に与えたという話もあったし、このあと何かしらの理由で潮が手にするんでしょうか。
ちなみに今回でようやくひづると根津さんの出会い、そして根津さんの「影」がもう生まれない理由もしっかり伏線回収されました。
とここまででひづるの記憶は終了、慎平と潮は6度目(?)のループへと戻ります。今回は小早川家突入直前からスタート。小早川家襲撃は中止し、慎平は学校にひづる、根津さん、澪、窓、朱鷺子、凸村を集め全員に潮の力でこれまでのループの記憶を追体験させることで協力体制を作ることに。冷静に考えると潮のこの力めっちゃ便利ですよね。今後はループする度にこれで仲間に引き入れていくのかな。
いよいよ反撃開始するのかなと希望が見えてきたのに、ラストですよ。なぜか慎平の記憶が途切れ次の瞬間には時間が戻っていた、という衝撃の終わり方。謎すぎる。知らぬ間に死んでたのも怖いけど、どんどんループの起点が短くなってるのも怖いですよね。そのうちループしたら殺される直前とかだったらめちゃくちゃ恐怖なんですけど。
今回もまた続きが気になりすぎますが、その前に一つ。ハイネ役の久野美咲さん、ヤバかったですね。冒頭のひづるとの交友を純粋に楽しんでる時の可愛さもヤバいですが、空腹で声に力が入らない時の掠れ具合と、竜之介を殺してしまった時の発狂具合が本当に鳥肌でした。掠れ声とかってあれ狙って出せるもんなんですかね……。純粋な可愛さからの狂気的な絶叫のギャップが凄まじかったです。
あとそういえば四本腕の「影」の名前もようやく判明しましたね。過去のハイネはシデ様と呼んでいましたが、現在のハイネはシデと呼び捨てにしていたのが気になります。この10数年で関係性が変わったのかハイネが変わったのか……。なんにせよようやくクレジットでの「??? モザイク」という役名も声優名も何一つ分からないというノーヒントから、「シデ モザイク」とちょっと情報量が増えてて笑いました。
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