23話のあらすじ
潮に砕かれ弱体化したヒルコ。しかし倒されたはずのシデは再び蘇り、潮の持つハイネと同じ「観測者の目」の覚醒を感じ取り狙ってくる。それを奪うべくヒルコを使ってもうひとつの世界「常夜」へと逃げ込むシデ。竜之介のフォローによって慎平と潮も「常夜」へと移動するが、そこは人間が生きられないハイネの故郷だった。
23話の感想
ついにハイネを倒した……! と思いきや、またしても復活したシデ。一体いくつ命があるんだ。ハイネの本体であるヒルコは弱体化したものの、シデにとってはもはや利用価値がなくなったそうで「泥の鎧」のためだけに生かしているような状態に。
そんな赤ちゃんと化したヒルコを連れてもうひとつの世界「常夜」へと逃げ込んだシデ。この「常夜」こそがハイネ(ヒルコ)の故郷だそうで、「影」だけが生きられる世界のようす。
時間という概念がない世界(?)なのか、それゆえに慎平のループも竜之介の2秒先を見れる力もここでは無意味。
ハイネが語っていた家族とともに行きたいと言っていたのがこの世界なんでしょうか。終わることのない永遠に閉ざされた世界。
しかし今回判明したシデの目的は、慎平たちの世界を終わらせること。今は潮に渡った「観測者の目」があればそれが叶うらしく、シデがハイネを利用していたのも同じ理由。
それにしてもこの作品、「影」というドッペルゲンガーが多数登場する設定なので同じ顔した違うキャラを演じ分ける声優さんが多いですが、その中でも花江夏樹さんと久野美咲ちゃんの演じ分けは特に大変そうですね。
花江くんは主人公の慎平と、「影」のシンペイ、ハイネが変身した「影」のシンペイ、そして竜之介が憑依した状態の慎平と大体4形態。特に今回、竜之介と慎平が会話するシーンの一部が両方花江くんのセリフになっていて、聞いてるだけでごちゃごちゃになりそうなのにちゃんとどっちのセリフか分かるのがすごい。どちらも和歌山弁、どちらも大体同じ年頃の男の子なのにちゃんと違う人間に聞こえるのが本当にすごい。このままずっと一人二役で喋ったらすごいなと思ったら、途中からちゃんと竜之介本人(三瓶由布子さん)が喋ってて安心したようなちょっと残念なようなw。でも三瓶さんも大好きなので、思いのほかセリフ多くて嬉しい。
そして久野ちゃんもハイネ(オカアサン)と人間の波稲、ヒルコと大体3形態。純粋な少女の時と、憎しみを募らせる狂気の化け物の時と、赤ちゃんみたいな時と、こちらもその時々によって全く違う声なのが演じるの本当に大変そう。結構壮絶なシーンも多いので精神的にも疲れそう……。
さていよいよシデとの最終決戦。波稲が味方になってくれて心強いけど、シデの本体が元の世界にあるならここでシデを倒してもまだ終わらない……んでしょうか。
残りはあとたったの2話。早く見たいけど見たくない! でも見たい! 次回が待ち遠しいです。
動画配信
関連商品
↓Amazonプライム会員なら月額600円でAmazonプライムビデオ見放題や無料の配送特典などお得なサービスを受けられます。他にも多数のサービスを利用できるのでオススメです!




コメント