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サマータイムレンダ #16 「オリジナル」 感想

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16話のあらすじ

潮の力によって澪の「影」とハイネの繋がりを断ち仲間にすることに成功した慎平たち。「影」澪は潮とは違い人をコピーできるという。
窓は父・青銅と会う約束をした午後10時に慎平やひづる、朱鷺子を連れて菱形医院へと帰る。ところが家中の家具が「影」によって消された痕跡がありもぬけの殻となっていた。「影」の気配を感じるという潮の声に従い一向は地下へと向かうが……。

16話の感想

これまでずっと慎平(と我々視聴者)を恐怖に突き落としてきた「影」澪がついに仲間に!! とりあえずこれでもう「影」澪に狙われる可能性がなくなって一安心です。
「影」澪は潮とは違ってオリジナルの澪とは性格も声色も結構違いますね。特に白砂沙帆さんのお芝居が「影」とオリジナルで全然違って聞き比べるのが楽しい。同じキャラだとは分かるのに声は全然違うという絶妙さが改めてクセになりますね。
あとオリジナルの澪が主に慎平に対しての本音を隠しているのに対し、「影」澪はギリギリオブラートには包んでいるもののかなり積極的なのが対照的で面白い。双子みたいなやり取りにほっこりしました。「影」澪もなんだかんだ慎平への気持ちは本物なんだろうな。

そしてこれまで黒幕と思われていた菱形医院と青銅の謎が一気に明らかにされました。
窓と朱鷺子の母・千登勢さんが「影」なことは以前にも明らかになっていましたが、彼女も記憶を失っていた潮と同じく自分が「影」であることは知らなかったようです。
さらにハイネの目的は自分が選んだ家族の「影」とともに「影」しか辿り着けないという海の彼方へ行き、そこで永遠に家族と暮らすこと。青銅も自分を含めた家族全員を「影」にしてハイネとともにそこへ行くという計画だったようです。
しかし青銅はすでに「影」の免疫があったことから、青銅の「影」はすでに消滅していることが判明。青銅の計画はとっくの昔にハイネによって裏切られていたのでしょう。
それにしても青銅さん、いくら奥さんや家族と幸せに過ごす未来のためとはいえ、躊躇なく朱鷺子を撃ち殺したのは衝撃でした。それは……やっちゃいかんだろう。朱鷺子が実は「影」澪のコピーで心底ホッとしました。「影」澪、潮とはまた違ったベクトルで便利すぎる。

今回はその青銅役の大塚明夫さんと窓役の小野賢章さんのお芝居が特に響きました。
特に明夫さん、ここまでセリフも出番も少なかったのにいきなりこんなセリフが増えて大変だったと思いますが、首絞められてる時のうめき声からしてリアリティありすぎてゾッとしました。そんな声出る……? そのあとの息を吹き返した時の咳き込み方も尋常じゃなくリアル。声だけで苦しさや痛みが伝わってくるお芝居は聞いてて心臓がキュッとなりますね。怖すぎて。
賢章さんは主に青銅に対して怒りを向けている時の感情がこちらもリアリティあって息をのみました。特に朱鷺子を躊躇なく撃った青銅に対する怒り。情に厚い窓だからこその、家族思いな窓の優しさがあるからこその、ちょっと声が震えるくらいの怒りが伝わってきてこっちが震えました。
ここの収録、もしかしてこのお二人一緒に撮ったのかなーとか想像したんですが、分散収録だとするとさすがに一緒ではなかったのかなー。なんというか、同じ場にいて作り上げていったようなお芝居に感じられたのですが、別々に収録していたのだとするとそれはそれで声優さんすげえ……。

さてこれで菱形家全員が味方になったわけですが、ラストにはシデの正体も明らかになりました。ハイネが最初に生み出した存在、その名は菱形紙垂彦しでひこ。菱形医院の初代院長だったそうで、やはりハイネとシデが全ての元凶、黒幕のようです。ということはもうそろそろ伏せられていた声優名も明らかになる……??

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