8話のあらすじ
嶋村屋と池田屋、サクヤと一番星がそれぞれ入手した敵の潜伏先。どちらの情報も確信が持てないため新選組は二手に分かれて探りを入れることに。
サクヤたちが向かった嶋村屋では雑面ノ鬼が火付けの準備をしていたところを発見、そこで重要な情報を発見する。
一方、一番星たちが向かった池田屋では桂小五郎と長州藩士らが密会を行っていた。
8話の感想
今回すごくよかった……!! 何から何まで良くてとても面白かったです。
なんと言っても三度出くわした一番星とツキトの戦い。久々にバトルシーンがめちゃくちゃかっこよかった! 1、2話ぶりに監督の平川哲生さんが絵コンテに参加されていたので、あの独特の構図は平川監督が描いたところなんでしょうか。見たことない構図から繰り出される大迫力のバトルシーンに大興奮しました。こういうのを待ってた!! 躍動感が違いましたね。かっこいい。
一番星も前回でしっかり覚悟を決めたとはいえまたツキトを前にしたらウジウジするんじゃないかと不安に思っていましたが、今回はしっかり真正面から受け止めていたのも好感度アップ。ツキトを斬ることはできなくても、咎人である自分たちのように新選組でもう一度やり直せると語った言葉にもグッときました。一番星たちも本来なら処刑されるべきところを救われてもう一度やり直すチャンスをもらった側の人間なんですよね。ただツキトの罪はそれ以上に重い気はする……。
しかし今回何よりも感動したのは藤堂さんのお言葉。自分には新選組を率いるなんてできないと弱音を吐く一番星に対して「自分もそうだった」と語った藤堂さん。彼は1話で登場した時からみんなを厳しくも温かくまとめてくれていましたが、あの時本当は彼自身も仲間を失ったばかりで、しかも先輩たちに率いられる立場だったので本当は自信なんてなかったのかもしれないんですよね。それでも1人生き残った自分がやらなければならないと奮起していたのかと思うとめちゃくちゃ泣ける。強がっていればいつかそれが本当になる、という言葉がとても刺さりました。藤堂さん本当にかっこいい。
っていうか結構血が出てたので「まさか藤堂さんこれで退場!?」と別の意味で泣きそうになっていたら、思いのほか元気そうでだいぶホッとしました。見た目はねアレだったけど、声が震えてなかったんですよね。藤堂役の豊永利行さんはそういうとこものすごく繊細なお芝居されるので、声がわりとしっかりしてたので見た目より軽傷なんだなと分かりました。演技力の鬼。
あと平川監督のTwitter見てたら、一番星について語られていて自分の理解度の低さを反省しました。一番星が見ているのは常に「未来」でその未来が幸せであれば過去の意味さえ変わる。そして未来を信じているからこそ誤った道に進んだ弟を斬ることができない、という言葉にハッとさせられました。今はツキトと分かり合えなくても未来は変えられるかもしれないと信じているんですね一番星は。過ちは斬り捨てることしかできないサクヤとそりゃあぶつかるわけだな。
ところで桂さん、もしかしてアキラを利用しようとしているのでは説を前回予想しましたが、なんかガチで惚れてるだけの可能性のが強くなってきましたね。アキラもまんざらじゃないし。というかこのままいくとアキラも本気になりそう。桂さんは新選組に協力するようになるのか、はたまたアキラが新選組を裏切ることになるのか。どっちに転ぶのかまだまだ想像できませんね。
あとこれまで松平公の腰ぎんちゃく以上の見せ場がなかった秋月がいよいよ怪しい動きを見せてきました。絶対怪しいとは思ってはいたがそろそろ新選組裏切るか切り捨てそう。
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