アニメアニメ感想

サマータイムレンダ #20 「All is (not) lost.」 感想

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20話のあらすじ

ひづると竜之介、両方の意識が同時にひづるの肉体に宿ることで圧倒的な破壊力でシデを追い詰めていく。それでもハイネもシデも倒すことができないひづるは、シデの中に竜之介を送り込むことで内部から破壊させることに成功するが……。

一方、澪と窓を追って畑へとやってきた慎平と「影」ミオだったがそこには雁切の姿しかなく2人はすでにヒルコ洞へ送られてしまったことを知る。雁切を殺して「影」ミオがそのデータを読み取ろうとするがそこにはなんの情報もなく……?

20話の感想

虎島でのひづる(竜之介)対「影」慎平(ハイネ)とシデの戦い。竜之介の意識を同時に存在させることで肉体の動きは竜之介に、判断力と対話をひづるさんがそれぞれ分担することでこれまで以上の戦闘力を得てシデを圧倒。その動きはもはや潮とほぼ同等かそれ以上。
さらにはシデに竜之介を送り込み中から破壊させることで、纏っている「影」の鎧をはぎ取ることにも成功。この時、はっきりとは描かれていないんですが竜之介が実体を得るような描写もあるんですよね。もしかして今後そんな展開も出てくる……?
朱鷺子とロズ・ギル参戦でこのまま優勢……かと思いきや、この後朱鷺子は血だらけで慎平たちのもとへと現れます。虎島ではひづるさん、竜之介、根津さん、凸村が全滅、畑では澪と窓も死亡。それを知った慎平はもう一度だけループしてみんなを救おうとしますが……。

ひづるさん、元々好きだったんですが今回の話で大好きになりました。本当にかっこいい。普段はクールで感情よりも最善策を取れる冷静さもありつつ、でもその内には命を賭してでも弟を死なせてしまったことへの償いともう誰も死なせないという強い思いを抱いている。その生き様に心打たれました。
また演じる日笠陽子さんのお芝居も本当に素晴らしくて、ハイネとシデに対して「言ったところで理解できまいよ」と言うところがかっこよすぎた。
ひづるさん本人が喋っている時、竜之介が喋っている時、竜之介が体から離れて耐えていた痛みが襲ってきた時、死を悟り慎平に最後の言葉を告げた時……どれを取っても本当に全てが素晴らしかった。個人的には日笠さん史上最高傑作だと思います。ひづるさんというキャラクターもお芝居も大好きです。

それと同時に花江夏樹さんもとんでもないハイカロリーなお芝居だったんじゃないかなと想像。主人公である慎平と、ラスボス(の1人)であるハイネという正反対な役を1人2役。前々回は仇敵としてシデに立ち向かう慎平を、今回はそんなシデと共に戦うハイネという中身少女の役を。難しすぎて想像できないレベル。
それを言ったらなぜか人間の雁切が2人もいてシデも演じる小西さんもすごいし、ほぼずっと澪と「影」ミオを演じ分けている白砂さんもすごいし、この作品に参加する声優さんみんなすごすぎる……。感謝しかない。

最終回まで残り4話というところで潮に続き貴重な戦力だったひづるさんも失ってしまった慎平たち。しかし彼の肉体に竜之介が移されたことで、今後は慎平自身が戦力となっていくんでしょうか。それでも作戦立案や冷静な判断力としてもひづるさんの抜けた穴はあまりにも大きい。ここからどうやって巻き返していくのか想像できません。
気になるのはハイネとシデの目的が異なっているというところ。ひづるさんが「ハイネはただのさみしがりで甘えん坊なこども」と言っていたのを見ると、最終的に敵はシデ1人になるのかも。そうは言ってもハイネが味方になる展開もなさそう。たとえ精神はこどもだったとしてもあまりにも罪が重すぎるので……。
にしてももう全員がハッピーエンドな終わり方は望めなさそうですね。どうなるんだろう。

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