11話のあらすじ
準々決勝フランス戦の第2試合、柳と毛利は立海の先輩と後輩で一見相性が良さそうなペアに見えたが、実はその真逆。立海時代、練習をサボってばかりいた毛利に対し、テニスをやりたくてもできない幸村を身近で見てきた柳はそんな毛利に対して怒りを抱いていた。はっきりと嫌悪感をぶつけてくる柳に対し毛利は……。
11話の感想
フランス戦第2試合のダブルスは柳さんと毛利先輩の立海コンビ。一学年しか違わないんですね。
いつもクールで冷静な柳さんですが、今回は珍しく荒ぶっておりました。毛利先輩に面と向かって「一生許さない」という強い言葉にも驚き。
実は中学時代からサボり癖のあった毛利先輩、天才がゆえに練習しなくても勝ててしまっていたようでそんな態度が柳さんにはとても許せなかったようです。何しろ、テニスしたくてもできない体を抱えながらも必死にリハビリしてきた幸村くんを見てきたからこそ。柳さんには毛利先輩が能天気なヤツに見えたんでしょうね。
しかし毛利先輩、高校に上がってサボリを続けていたところ大会初戦で越知さんにボロ負け。おまけに怪我もしてしまい病院でふてくされていたところ、必死にリハビリをする幸村くんを見て心を入れ替えたんだとか。そこから真面目に練習して今では日本代表に選ばれるまでになったのがすごいですよね。
毛利先輩が越知さんに負けてから日本代表に選ばれるまでって数か月しかなかったと思うんですが、そこから日本代表の上位10人にまでのし上がるってマジもんの天才では……。
そんなことはつゆ知らず、試合が始まっても毛利先輩ガン無視していた柳さんですが、ふとしたことがきっかけで毛利先輩の努力と心遣いを知って態度を改めることに。
そのきっかけというのが、まだ幸村くんが入院していた頃、リハビリの後にいつも冷たいスポドリを差し入れてくれるのが誰か分からず、立海メンバーの間で「妖精さん」と呼ばれていたのが実は毛利先輩だったという。この辺りの演出がなんだかめちゃくちゃ幸せな空気でほっこりしました。立海かわいいな。
あと今回異常に作画が美しくなかったですか？？？ 特に前半の毛利先輩、柳さん、幸村くんのアップが美麗すぎて心臓止まりかけました。前回の白石の時も超美麗作画でしたし、新テニじわじわクオリティ上がってきたな。最高です、ありがとうございます。
そんな感動的な先輩と後輩の絆の話のあとに、フランス代表のエドガー・ドラクロアさんの「そしてヒョウ！」で腹筋が破壊されました。打球から鳥やらヘビやら狼やらヒョウやらが現れるのってあくまでもイメージかと思ったら、みんなが同じイメージ共有してて「？？？」なりました。みんなヒョウ見えてたの？？？ よくわからんけどツッコんだら負け。
個人的にはジョナタンの「最後のはチーターって言ったじゃないですか！」がツボでした。
ジョナタン役の小林ゆうさんは、テニプリの選手役としては数少ない新たな女性声優さん。キャラ的には山吹の壇くんっぽいなと思っていたけど、いざ戦い始めたらヒャッハーしだしたりマリオネットになったり結構尖ってましたね。ゆうさんのお芝居がさすがで普通に魅力的で良キャラでした。
というわけで今回は感動あり笑いあり美麗作画ありで大満足です。何より大好きなのじけんさんをいっぱい聞けて幸せでした。毛利先輩の必殺技が「寝る」なのはちょっと意味分からんかったけど……ｗ。
次回はリョーマくんVSシャルダール再び。久々に主人公リョーマくんの試合が見られますね。楽しみです。
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コメント
実際、高校１年生でジーニアス１０に入っているのは毛利だけなので正真正銘の天才です。
わかりやすく例えるなら、高校生組にとっての期待のルーキーで越前と金太郎に近い印象です。
中学と高校の違いはあれども、１年生で期待されていると言う意味ではです。
それでいて、高校生組ではあるものの年齢的には中学生組と一番近い位置というのも強みと思ってます。
毛利の寝るテニスって言うのは中国の酔拳に近い感じなんだと思います。
酔拳は酔えば酔う程強くなる特殊な憲法ですけど、
それと同じ感じで寝れば寝るほど強くなるのが毛利だと解釈しています。
いつもコメントありがとうございます！
高校一年生でジーニアス10に入ってるのは毛利先輩だけなんですね。
そう聞くと確かにすごいです。
あと寝るテニスが酔拳に近いというのは見ててすごく思いました笑
めちゃくちゃ分かりやすい補足ありがとうございます！