アニメアニメ感想

サマータイムレンダ #01 「さよなら夏の日」 感想

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1話のあらすじ

幼馴染の小舟潮(CV.永瀬アンナ)の訃報を聞き葬儀に参列するため2年ぶりに故郷の和歌山市日都ヶ島に帰ってきた網代慎平(CV.花江夏樹)。葬儀の最中、潮の遺体が解剖されたという噂を聞くが、親友の菱形窓(CV.小野賢章)から解剖されたのではなく、潮に吉川線があったことから他殺の可能性があると言われてしまう。さらに潮の妹・(CV.白砂沙帆)も潮は殺されたのではないかと言い出し……。

1話の感想

・ストーリー
和歌山市の架空の島・日都ヶ島を舞台にしたSFサスペンスとのことですが、非常に可愛らしいキャラデザと海に囲まれた開放的な空間も相まって青春ラブコメでもはじまりそうな雰囲気。ところが、海難事故で死んだはずの潮の首に合った吉川線(首を絞められた際に抵抗した傷跡)や怪しげな態度を取る澪や警察官の凸村、島に伝わる「影」の伝承など次々と不穏な要素が登場。そして「影」を見たという少女とその一家が一夜にして姿を消し、慎平と澪も「影」らしき姿を追ったその先で……。
ラストの衝撃的な展開で言葉を失いました。なんというかこう……某ひぐらしを見た時の恐怖と興奮が同時にくる感じ。忘れてたけどこれタイムリープモノなんですよね。タイムリープモノはほぼ鬱アニメになるの忘れてました……続きが怖いけど気になる。

・作画
作画レベル高すぎてこちらも衝撃を受けました。まずとにかくキャラデザが可愛い。瞳の描写がとても美しくて、小舟姉妹の透き通るような青い瞳に吸い込まれそうになります。
また髪の毛一本まで描き込まれているのではと錯覚するほど非常に丁寧で、それでいて良く動く。製作陣の熱量を感じました。
さらに澪の父がレストランを経営していることもあって、作中度々料理が登場するんですがこれが笑っちゃうくらいレベルが高い。ジブリ並みの作画です。トンカツを皿に盛り付けるところと、エビフライを油に入れた時の気泡の広がり方の細かさに思わず笑いました。テレビアニメでこんなレベルの高い料理作画見たことないわ。作画に関しては今期No. 1になりそう。

・声優
和歌山市の離島が舞台ということで登場人物のほぼ全員が和歌山弁。花江くん演じる慎平は東京に2年暮らしているため標準語が度々混ざるという設定で、半端に和歌山弁というのが逆に難しそう。方言監修の方がいるのかは分かりませんが、澪役の白砂さんと雁切役の小西さんが和歌山出身とのことなのでキャスト同士でアドバイスしあったりしてるのかもですね。
潮役の永瀬さん、澪役の白砂さん共に新人さんのようでそれを全然感じさせない素晴らしいお芝居でした。
「影」というドッペルゲンガーのようなそっくりの人物が登場するとのことで、一部のキャストは一人二役を演じることになるのかな。サスペンスというお芝居が非常に重要になってくる作品な上に、さらに二役演じ分けがあるのは難しいと思いますがめちゃくちゃ楽しみですね。

・総評
郷愁漂うOPに不穏漂うED、あえて激しい音楽を使わず蝉の声や波の音で恐怖を煽ってくる音響効果、開放的で明るい風景なのにゾクゾクする演出の巧みさが際立つ素晴らしい第1話でした。どれをとっても超絶クオリティで、今後に期待せざるを得ません。
ちなみに本作はディズニープラスでの独占配信とのことですが、TVerでも一週間限定見逃し配信されているそうです。

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