13話のあらすじ
餡子に通報されてしまい、夜の街を1人逃げていたコウは偶然ハツカと出会う。ハツカの自宅へと連れられるがそこにはハツカのことを女王様のように慕う3人の男女がいて……?
一方コウが吸血鬼にならないかもしれないことをニコ、セリ、ミドリに報告しに行ったナズナ。しかし約束が違うことにニコが怒り出し2人は一触即発の状態になってしまう。
13話の感想
警察から逃げるコウくんを匿ってくれたハツカ。以前ニコたちが登場した際にはあまりセリフがなくボクっ娘であることくらいしか分かっていなかったんですが……なんと男の子でした! ボクっ娘じゃなくて女装男子だった!! シャワーシーンで上半身丸裸が映った時は今の時代で胸丸出しなんて攻めすぎでは……! って目のやり場に困ったけど男の子だった……。
ミドリちゃんと比べるとわりと常識人なのかなと思っていたら、家に愛人みたいな眷属(候補?)が男女3人、めちゃくちゃ女王様気質、例にもれず超ナルシストと中々のクセ強めなキャラでした。でもコウくんに「顔は可愛いし」とストレートに褒められたら照れちゃうところがナズナちゃんと同じで可愛い。たぶんコウくんは深い意味もなく、お世辞を言うタイプでもなく、恋愛感情もなく、ただクソ真面目に本音を言ってるから言われた相手は照れちゃうんだろうな。
ナズナちゃんを助けるためにボクの眷属になればいいと言えちゃうのもすごいですよね。ナズナちゃんに恋はできなくてもボクにならできるでしょって当然のように言えちゃうハツカ様やば。あと突然のBL(未満)展開が来てちょっとびっくりした。
一方のナズナちゃんはけじめをつけるためにニコたちにコウくんが吸血になれない(ならない)かもしれないことを報告に行くも、約束が違うことにニコはマジギレ。あわや大惨事……かと思いきや、ニコはあくまでも恋バナで終わらせるというのが気持ちよかった。
探しに来てくれたコウくんの顔も見れないくらい照れちゃうナズナちゃん、恋を自覚した思春期の女の子みたいでクソかわ。コウくん→ナズナちゃんへの恋が始まっていないことは吸血鬼になっていないことで証明されてますが、ナズナちゃん→コウくんへの恋心はかなりありそうなんですよね。今までの人間とどこが違うんだというニコの問いかけに答えられていなかったし。
というわけでひとまずハッピーエンドを迎えたコウくんとナズナちゃん。ここでアニメは終わりましたが、原作がまだ連載中ということもあって多くの伏線は回収されないままでしたね。
餡子はなぜ吸血鬼を嫌っているのか、なぜ吸血鬼を殺せるのか、ナズナちゃんをはじめ登場した吸血鬼たちが吸血鬼になった経緯は何なのか、真昼くんの恋の相手は誰なのか、ニコとカブラはどんな人たちなのか……などなどあげればキリがありません。
ただそれを除けばアニメ作品として綺麗な終わり方だったと思うし、何より世界観の表現が本当に素晴らしかった。声優陣のお芝居も素晴らしかったし、完成度はかなり高かったと思います。ぜひとも続編を作ってほしい。
関連商品
↓Amazonプライム会員なら月額600円でAmazonプライムビデオ見放題や無料の配送特典などお得なサービスを受けられます。他にも多数のサービスを利用できるのでオススメです!





コメント