アニメアニメ感想

モブサイコ100 Ⅲ #01 「将来~進路希望~」 感想

スポンサーリンク
1話のあらすじ

進路希望を提出することになったものの将来のことが何も思い浮かばないモブ。脳感電波部や肉体改造部の部員たちはそれぞれ何かしらの夢や目標を抱く中、自分の進路に悩むモブに対し霊幻は「霊とか相談所」に就職すればいいと軽くアドバイスする。
一方、モブと「爪」との戦いによって調味市のど真ん中に現れたブロッコリーは一部の人々の間で「神樹」と呼ばれ始めていた。

1話の感想

第2期からおよそ3年ぶり、ようやく続きが見られることに心底感動してます。監督が変わり、2期までの監督だった立川譲さんが総監督になった以外はほぼ変更のないスタッフ・キャスト・制作会社ということもあり、3年ぶりのモブサイコも変わらない面白さ。
安定のカオスでハイセンスなOP、モブサイコのためのMOB CHOIRによる主題歌、独特な原作絵を見事にヘタウマで再現した作画、超豪華声優陣によるテンポの良いお芝居の数々、どれを取っても最高の続編でした。

第1話は主に進路希望に悩むモブくんのお話。高校進学の話で思い出しましたがそういえば中学生でしたね、この子たち。肉体改造部のせいでついつい忘れてしまう。
基本的にはコメディ調ですが、実は深いテーマを扱っているのがこのモブサイコ。無難にとりあえず高校進学と書いて提出したモブに対して担任の先生が言った「この年になって一人旅をしてみたくなったけど、学生の頃にそう思えていればよかった」という言葉や、霊幻師匠の「やりたいことなんてこれからいくらでも出てくる」という言葉がじんわり染みました。
個人的に一番刺さったのは今回後半に登場した依頼人。親が残した一軒家で、大量のゴミに囲まれ、仕事もなく彼女()にも振られ自分には悪霊がついていると負の言葉を吐き出し続けた結果、周囲に影響を及ぼすほどの生霊を生み出してしまった50歳のおじさん。「50年生きてきたのに自分には何もない」「一度間違えると人生終わる」というセリフがグッサグサ刺さりました。芹沢さんもモブも影響されてドネガティブになってましたが、正直こちらも同じ気持ちになりました。こういうとこ笑える風に描いてるのにめちゃくちゃリアルだから刺さるんですよね、モブサイコ。こわい。といいつつずっと笑ってたけど。

そして改めて、霊幻新隆を演じる櫻井孝宏さん。すごいですね。もう百回くらい言ってるけど個人的に櫻井さんの代表作であり一番のハマリ役だと思っています。ある種の詐欺師でありテキトーな発言ばかりなのに、時に誰よりも核心をついていて、時にモブくんを誰よりも真っ当に大人へと導いてる。そんなとにかく複雑なキャラクターを、本当にそこにいるみたいなリアリティで表現しているような。
嘘をついているのにモブくんや芹沢さんがそれを信じてしまうような口の上手さを、櫻井さんが説得力を持って演じているのが本当にすごいんですよね。この声を聴くたびに感動します。
また櫻井さんの霊幻師匠を3か月間も聴けるなんて幸せだ!

動画配信

見放題独占配信

※10月5日25時から配信予定でしたが、PrimeVideo側のトラブルによりまだ配信が行われていないようです(10月6日18時現在)

関連商品

Amazonプライム会員なら月額600円Amazonプライムビデオ見放題無料の配送特典などお得なサービスを受けられます。他にも多数のサービスを利用できるのでオススメです!

Amazonプライム会員

スポンサーリンク
スポンサーリンク
シェアする
Twitterフォローもよろしくお願いします!

コメント

タイトルとURLをコピーしました