万聖街第1話 EP01 「はじめまして、僕はニーニー」ほか感想

アニメ

2022.11.12

1話のあらすじ

人間界で暮らすことを夢見ていた心優しい悪魔のニール（CV.山下大輝）は両親の反対を押し切ってこっそり地獄から人間界へとやってきた。親友の吸血鬼・アイラ（CV.福山潤）に誘われ彼の住む万聖街1031号室へとやってくるが、そこには一人も人間がいなくて……？

1話の感想

「万聖街」はWeibo（中国の有名なSNS）にて連載された漫画が原作、それを「羅小黒戦記（ロシャオヘイセンキ）」で有名なHMCHスタジオと、FENZスタジオがタッグを組んでアニメ化された作品です。元々はテンセントビデオ（中国の動画共有サービス）にて配信されていたものが、今回日本語吹き替え版として放送されることになりました。

本作は1話5分ほどのショートアニメを6話分まとめて放送しており、話は繋がっているものの1エピソードごとにアイキャッチやサブタイトルなどが挟まります。それによってちょっとテンポが悪くなっているのが少し残念なところ。数分ごとにアイキャッチが挟まるため、そのたびに一回集中力が切れてしまうため個人的にはイマイチ世界観に浸れなかったというのが正直な感想。
また内容もほのぼの日常ギャグといった感じなので、見ていて大変眠くなりました。
ただ緩くも可愛らしいキャラデザとところどころにブラックジョークが挟まるギャグと、そしてほのぼの癒し系の主人公、キャラも魅力的でとにかく可愛い。癒し系、日常モノ、ほのぼの系アニメが好きな人にはめちゃくちゃ刺さると思います。

絵がとにかく可愛くて、特にたびたび出てくる謎の生き物（地獄の動物？）たちがほどよくデフォルメされておりめちゃくちゃ可愛い。
一番可愛かったのはなんと言ってもメインキャラの1人・ダーマオが狼に変身した姿。モフモフでデフォルメ具合がちょうどよく狼好きにはたまらん可愛さ。モフりたい。

声優も豪華で主人公ニールを山下大輝さん、ニールの親友で吸血鬼のアイラを福山潤さん、不幸体質の狼人間ダーマオを前野智昭さん、生真面目な万聖街の大家リン先生を石川界人さん、そしてナレーションは櫻井孝宏さん。どのキャラも声が合っていて素敵でした。なんとも安心感のあるキャストです。
ちなみにほぼ一言も喋らなかったミイラ男のアブー役は堀江瞬でした。喋ってた？