24話のあらすじ
東西戦争の火種となるおそれのある機密書類・ザカリス文書。その隠し場所に関係するとされる絵画を手に入れるため、黄昏と夜帷は絵画のオーナーであるキャンベル(CV.上田燿司)主催の地下テニス大会に出場する。優勝者はオーナー所有の美術品を一つ貰えるのだという。2人は夫婦を装って数々の猛者たちと試合をすることになるが……。
24話の感想
まず初めに断っておきたいのですが第22話のサブタイトルにもなっている「キャンベルドン」という地下テニス大会の名称、「キャンベルドン」なのか「キャンベルトン」なのか分からず間違っている可能性があります。
なぜかというと放送内で表記されていたタイトルは「キャンベルトン」なのですが、公式HPや公式Twitterなどでは「キャンベルドン」という表記になっているからです。しかもややこしいことに、一部の公式ツイートの中には「キャンベルトン」表記のものもあり、どれが正解なのか分からなくなってしまいました。なのでここでは公式HPに記載されている通りに表記しておきます。あしからず……。
さて今回はロイドこと黄昏とフィオナこと夜帷のメイン回。前回もちらっと話題に出ていた2人での任務はこのことだったんですね。
東西戦争の火種となるおそれのあるザカリス文書、しかしその行方も正確な内容も不明で、唯一ヒントとなっているのがとある一枚の絵画。その絵画の所有者であるキャンベルが主催する地下テニス大会で優勝すれば、彼の所有する美術品から好きなものをひとつ貰えるというシステムに目をつけ、夜帷は黄昏とともに出場を決めました。
地下テニス大会ということもあり、ドーピングや改造ラケット、果てにはテニスコートにすら仕掛けが施されていたりともはや何でもあり。そんな数々の反則技を使う猛者たちに対し、黄昏と夜帷が生身で無双していくというたまらんお話です。こういうの大好き。
何が素晴らしいっていつも以上に作画がすごい! ドッジボール回を彷彿とさせるような大胆かつ迫力のあるアクション、しかし作画は綺麗で見やすく超ハイクオリティ。シンプルな線画だからこそアニメーターさんの実力が高いのをしっかりと感じられます。いや本当に線一本一本がめちゃくちゃ綺麗。指の描き方とか惚れ惚れしちゃう。
それでいてテニスシーンは躍動感たっぷりでアニメならではの見応え抜群。理想的なアニメーションです。
ちなみにSPY×FAMILYはWIT STUDIOとCloverWorksの共同制作で、話数ごとに制作会社が変わるそうです(1話はWIT STUDIO、2話はCloverWorksと言った風に)。今回はCloverWorksさん担当回だったようですね。
また夜帷役の佐倉綾音さんも素晴らしかった。夜帷は感情が顔に全く出ないのに、心の中では黄昏への愛を叫びまくっているので中々難しそうな役どころですよね。どの程度心の声をハイテンションに演ずるかっていうバランスが難しそう。前回は実際声に出してるセリフと心の中のセリフがそれほど差のないテンションで演じられていた印象ですが、今回はもう心の中のセリフが天井突き破る勢いで笑いました。あの高低差は大変そうw
夜帷のあの鉄仮面からは想像もつかないほど乙女チックなセリフも多くて、でも顔見ると一切表情ないっていうw
また新たに登場したキャンベル一家も声優豪華でしたね。絵画のオーナーであり地下テニス大会の主催者でもあるキャビー・キャンベルを上田燿司さん、その息子のキャロル・キャンベルを新祐樹くん、娘のキム・キャンベルを松田颯水ちゃん。ゲスト声優も豪華なので毎回わくわくしますね。
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