「母役と妻役」
フィオナの方が自分よりフォージャー家の母役として優秀なのではと不安を抱くヨル。その姿を見てしまったロイドはこのままでは任務に支障をきたすと考え、ヨルをバーへと誘う。しかしヨルはいよいよ別れを切り出されるのではと恐怖し、お酒の力を借りて本音を語ろうとするが……。
「ともだちとかいもの」
ダミアンと仲良くなろうとするが上手くいかないアーニャ。片思いしていると勘違いしたベッキーはアーニャをショッピングに誘う。ブラックベルの財力を使ってショッピングセンターを貸し切り、ベッキーはアーニャに似合うファッションを選ぶことに。
24話の感想
「妻役と母役」はフィオナの登場以降、自信喪失しているヨルさんとその気持ちに気づいていなかったロイドの関係に決着がつくお話。
ヨルさんのあまりの落ち込みように近所のおばさんたちが「フォージャー家の旦那が浮気しているのでは」と勘繰り始めたことで、ようやくヨルさんの気持ちに気づいたロイド。その疑いを晴らすため、そして任務のためヨルさんと話し合おうと2人はバーへ。
もしもロイドが母役としてフィオナを選んだら自分はまた独身になって保安局に怪しまれるのではと不安がっていたヨルさん。しかしお酒の力を借りて吐き出した本音は、ロイドの気持ちがフィオナへと移っているのではというやきもちの言葉でした。ヨルさん、もうだいぶロイドに対して本気になり始めているんですね。
それに対して自分の好意を抱いていると気づいたロイドはすぐさま任務モードに。これまで任務のために様々な女と関係を持ってきた、というロイドの言葉がなんか悲しい。今さらだけどスパイって罪作りな仕事ですね……。いつかその時が来たら、ロイドは本当にアーニャとヨルさんを捨てられるんだろうか。
ロイドもロイドでヨルさんに自分の母親の話をしているし、おそらく少しずつ心を開き始めてしまっているんでしょうね。
アーニャに「2人のこと好きか？」と聞いた時のフランキーの表情もかなり切ない。いつか来る別れが辛くなることをフランキーはもう予期しているんでしょうね。
Bパートの「ともだちかいもの」は一転してアーニャとベッキーのお話。
相変わらずアーニャがダミアンに片思いしていると勘違い中のベッキー。アーニャが好かれるようにと可愛い洋服を探しに2人でショッピングセンターへ。
ブラックベル家もやはり相当な金持ちらしく、なんとこの日のために巨大なショッピングセンターを貸し切り。普段は家に来てもらっているというのも衝撃発言。
しかしいつもは明るいベッキーもやはり苦労はしているようで、気が強い性格からかずっと友達ができなかったらしいことが執事のマーサの回想から明かされました。アーニャにとっても、そしてベッキーにとってもお互いが初めての友達というエモイ関係性。
アーニャもベッキーのためにお揃いのストラップを買ってあげるなど、大切に思っているのが伝わってきて可愛い。
しかし何より可愛いのは、お揃いのストラップを嬉しそうに笑い合うアーニャを見て惚れ直しちゃうダミアン。ファッションなんかより結局は笑顔ですね。はい可愛い。
そしてこのタイミングでTVアニメSeason2と劇場版の制作決定が発表されました！ とりあえずアニメ第2期は来年2023年放送とのこと。時期的に秋頃でしょうか。
劇場版は原作者・遠藤達哉先生が原作・監修・キャラクター原案を務められるとのこと。この書き方だと内容はアニメオリジナルとなりそうですね。どちらも楽しみです。
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