「〈夜帷〉」
バーリント総合病院で働くロイドの同僚フィオナ・フロスト(CV.佐倉綾音)、その正体は〈WISE〉の諜報員〈夜帷〉だった。次の任務で〈黄昏〉と組むことになった彼女はオペレーション〈梟〉が順調に進んでいないことを知り、自分が妻役を演じた方が円滑に進むと考えヨルに接触するが……。
「はじめての嫉妬」
見ていたアニメの中でペンギンのキャラクターが死んでしまう展開にショックを受けたアーニャ。ロイドに貰ったお気に入りのペンギンのぬいぐるみと一緒に寝ることにするが、その様子を嫉妬深く見つめる白い影。翌朝アーニャが目覚めるとそこには無残な姿になったペンギンが……!?
21話の感想
前回初登場したフィオナ・フロストこと〈夜帷〉が今回のメインキャラクター。
常に冷静沈着で無表情、どんな時でも感情をあらわにしないことから仲間内からは鉄仮面などと呼ばれ敬遠されている様子。美人だからこそ無表情だと余計に迫力ありますね。
しかしその実、先輩と呼び慕う〈黄昏〉に対して強烈な恋愛感情を抱く片思い女子でもあることが判明。その内に秘めた激重感情にはうっかい心を読んでしまったアーニャがドン引きするレベル。
ヨルさんに激重感情を抱くあまりロイドを敵視するユーリと少し立ち位置は似ているようにも思えますが、明らかに誰から見ても好意が隠しきれていないユーリとは違い、現状アーニャ以外彼女の恋心を知らないのが大きいですね。〈黄昏〉にとっても信頼する後輩だろうし、もし本当にヨルさんに危害を加えたらと思うとちょっと怖いですが、そもそもヨルさんが大人しくやられるところも想像できない……。
そんなちょっと怖いヤンデレ風味の〈夜帷〉ですが、スパイならではの葛藤は〈黄昏〉にも通じるところがありました。任務が終わればヨルさんとアーニャを捨てることになる未来に思うところがある〈黄昏〉と、恋心を絶対に知られてはいけないと思いつつ任務の間だけでも妻役を演じたいと思う〈夜帷〉。いつもより少しだけ大人なお話でした。
さてED後にはもう一つのエピソード「はじめての嫉妬」。タイトルからしてこちらもてっきり〈夜帷〉の話かと思いきや、アーニャとボンドのお話でした。
ボンドが来てからはずっとボンド一筋だったアーニャ、しかしふとしたことからペンギンさんと一緒に寝ることにしたアーニャにボンドが嫉妬。朝起きたらペンギンさんが無残な姿になっていたという、ぬいぐるみ好きにはなんと辛いエピソードでした。
ペットの嫉妬とか可愛いけど……ぬいぐるみ好きにはぬいぐるみが酷い目にあってるだけでしんどい……。いやボンド可愛いんだけど……お前そんな嫉妬とかするんか……可愛いかよ。
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