13話のあらすじ
とあるマンションの地縛霊(CV.新祐樹)から、夜な夜な誰も住んでいない上の部屋から奇妙な音がすると相談を受けた琴子。そのマンションの管理人によれば、その空き部屋には四本腕の力士をかたどった人形が落ちていたという。琴子は引っ越しの下見も兼ねて、九郎とともにそのマンションを調査にすることになるが……。
13話の感想
第2期の第1話となるこの第13話は、琴子と九郎の紹介やこれまでの活躍も兼ねた総集編的な内容でした。
3人のとある怪異たちがトランプをしながら琴子たちについて語る内容が、初めて「虚構推理」を見る人や久々に見る視聴者に向けてのおさらいとなっています。
その中の1人である地縛霊が今回の事件の依頼者ともなっており、本題への繋げ方が非常に上手かったですね。
そしてこの第1話から早速「虚構推理」らしさがフルスロットル。
本作は一応ミステリのジャンルに分けられますが、主人公の琴子が目指すものは事件の解決ではなく、人間と怪異たちの秩序を守ること。そのためなら平気で嘘も吐きます。
今回も地縛霊たちに、マンションの空き部屋から聞こえる奇妙な音の正体に怪異は関わっていなかったと説明しますが、後でこれは全て作り話だったことが判明。本当は怪しげな人形も実在したし、怪異も関わっていました。しかし真実を伝えることで逆に秩序を破壊し、関わった者たちを不安にさせるくらいなら、表向きは作り話を伝え裏で辻褄が合うように解決する、というのが面白いところ。
もう一つ本作の魅力なのが、主人公・琴子の長ーいセリフ。ミステリモノのいわゆる探偵役のキャラはどうしてもセリフが多くなりがちですが、琴子のセリフは本当に長いし多い。
琴子役の鬼頭明里さんが毎回滑らかに喋り続けているのを聞くと本当に感動します。収録終わったら口まわりめっちゃ疲れそうw
あとはなんと言っても九郎先輩の設定が濃ゆいですね。人魚と件の肉を食べたせいで、「不死身」の能力と「死ぬたびに未来を自分の望むものに決定できる」能力を得たという独特な設定。怪異との戦いでは基本的に九郎先輩が体を張って戦うことになりますが、毎回容赦なくえぐい死に方してるのが中々ハード……。本人は痛みも感じないらしいですが。
個人的には九郎役の宮野真守さんの演技がとても好きです。感情をあまり表に出さず、なおかつ人間離れしたその存在感がわずかに感じられる程度の抑えた演技がすごい。得体のしれなさというか、気味悪さのようなものが感じられるんですよね。このお2人の濃密なお芝居がまた聞けるのが嬉しいです。
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※本ページの情報は2023年1月時点のものです。
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