6話のあらすじ
年齢も近く仲の良い先輩後輩バディのドラゴンキッドとマジカルキャット。しかしキッドに活躍の場を奪われ、キャットは上手く活躍を見せられていなかった。キャットの母親はキッドが意図的に邪魔していると邪推し、バディではなくライバルなのだとキャットにキツく言い聞かせるが……。
6話の感想
バディヒーローの中でも圧倒的な可愛さを誇るキッドとキャット。唯一の女子バディでもあり、背格好も似ていて生き物をモチーフにしたヒーローである点や、雷と水を操るという能力も似通っており色々と共通点も多い2人。
1期の頃は最年少ヒーローとしてみんなに可愛がられるポジションだったキッドが、2期では初の年下後輩であるキャットのために張り切っているのがまた微笑ましい。
……と思っていたのですがそんな2人に少しずつ歪みが生まれていたようです。
2人のすれ違いが始まったのはキッドの思いやりがきっかけ。
水を操るキャットの能力は人を吹っ飛ばすほどの高威力ですが、実は不安や恐怖などに左右され能力が安定しないという欠点もありました。ただこのことに本人ですら気づいていなかったようで、唯一察していたキッドは現場でキャットが危険な目に遭わないようにあえて過保護に接したとのこと。
しかしそれが逆に、キャットの母・ザミラにはキッドの嫌がらせだと映ってしまったようです。
このザミラが厄介な人物で、かなりの教育ママかつ物事を勝手に決めつけては娘にもそれを押し付けるといういわゆる毒親。みんなの前ではいつも笑顔で明るいキャットですが、母親の前では「わかったよ、ママ」とどこか悲し気。母親に逆らうことなど今の彼女には到底難しいことなのでしょう。
キャットはキッドが自分を思いやってくれていたことを知り絆が深まったようですが、ザミラにとってはまだまだキッドは邪魔な存在のようです。果たして今後は変わっていくのか……。
それにしてもキッドは元々しっかりした子ですが、後輩ができてより大人びた感じがしますね。
キャットの母親相手にも怯まず、かといって反抗して彼女を責めるわけでもなく、ただただキャットを理解し支えようとする姿に感動。自分が間違っていたと素直に過ちを認められるのもザミラよりよっぽど大人ですね。
またそんな2人を娘のように微笑ましく見守る虎徹さんたちが可愛かった。虎徹さんは誰と組み合わせてもしっくりきますね。バニーちゃんも1期の頃に比べるとちょっと抜けてる描写が増えて可愛い。
さて第1話からずっと暗躍している謎の真っ白な男2人フガンとムガン。彼らがついにシュテルンビルトにやってくるようですね。ヒーロー狩りのような行いを繰り返しているようですが、次なる標的はシュテルンビルトの12人のヒーローたち。一体彼らは何者で、何が目的なのか。
次回からはいよいよ物語が動き出しそうです。
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Netflixにて世界独占配信
※本ページの情報は2023年4月時点のものです。
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