アニメアニメ感想

【アニメ感想】永久少年 Eternal Boys #15 「情熱今川剛大陸」

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15話のあらすじ

幼き日の今川剛は祖母に連れられてとある歌手のライブを観に行った先で、人々を笑顔にするエンターテインメントという魔法に出会う。自分もそうなりたいと願い子役としてデビューし、シチューのCMをきっかけに一世を風靡するも、年を重ねるにつれ仕事は激減し……。

15話の感想

エタボのソロ回第5弾は今川さん。
元子役でシチューのCMで一世を風靡したものの、その後大きくなるにつれ仕事を失い、エタボ加入前は売れない演歌歌手をしていたという今川さん。今回その詳細が本人の口から語られました。
子役時代はテレビに引っ張りだこの人気者でも、大きくなったらいつの間にか姿を消している、という話は現実でも良く耳にします。
今川さんも例に漏れず、体が成長するとともに子役としての仕事は激減し、オーディションに落ちまくる日々。歌唱力を活かしたミュージカルに進出しようとするもこちらも落ちまくり、その後はストリートで弾き語りや演歌歌手などに挑戦するもどれも売れず……。最終的にアイドルオーディションに足を運ぶもすでに37歳だった今川さんはまだ10代のアイドル志望の子らの若さと眩しさにやられることに。
しかしそのオーディション会場で、現在のストラブの一員である小鳥遊賢人(CV.中村宗悟)に満プロのオーディション(エタボ)を教えてもらいついに合格したという、中々に大変な過去が語られました。
相当な苦労をしてきたはずですが、見た目も良くて歌も上手いという自信から来るポジティブシンキングのおかげか、どんな時でも前向きなのがすごいですね。満プロのオーディションにも落ちてたらどうするつもりだったんだろう……。

出典:アニメ「永久少年 Eternal Boys」公式サイトより

この今川剛というキャラクターに浪川大輔さんをキャスティングしたのはやっぱり感慨深いですね。浪川さんも子役時代は一世を風靡したものの、成長するにつれてなんやかんやあり業界を干されかけたものの、努力で再び声優界のトップスターに返り咲いたという経歴の持ち主。
と言いつつも歌が苦手な浪川さんが、歌が上手いという設定の今川さんを演じるのはプレッシャーが凄そうw

ちなみに今川さんが過去を語っていた相手は蓮くんだと最後に判明。学校でいろいろあって現在不登校中だという蓮くん、今川さんは蓮くんに今は大変でもなんとかなるよって伝えたかったのかもしれません。蓮くんは今川さんに対して軽口を叩くことが多いですが、同じ子役出身同士、本当の意味で気持ちを理解できるのは今川さんだけかもしれないんですよね。
子役としては転換期を迎えているらしい蓮くん、今後どんな道を歩んでいくのかも本編で描かれていくんでしょうか。

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※本ページの情報は2023年1月時点のものです。
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