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【アニメ感想】ヴィンランド・サガ SEASON2 第5話 「#05 血の道」

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5話のあらすじ

スヴェン王の死後、クヌート王子と亡命していたイングランド王エセルレッドは互いにイングランド王を名乗り、その争いは激化していた。クヌートは戦況視察のためマーシアを訪れるが、そこには怒り狂ったトルケルの姿があった。

5話の感想

SEASON2に入って初めてとなる久々のクヌートが登場。髪が短くなり顔つきも精悍になりすっかり大人になりました。初登場時は女性かと思うほどの美人だったのにすっかり男らしくなって……。
しかしそれ以上に内面が大きく変化したようです。
あれだけ争いを嫌っていたクヌートが、かつてのアシェラッドのような血も涙もない作戦を企ててらっしゃった。
対立するイングランド王エセルレッド側のマーシア伯エアドリクに対して、マーシアから退去する代わりにエセルレッドを始末しろという無慈悲なお言葉。外堀を埋めて相手の逃げ道を無くしてから、言うことを聞かざるを得なくするやり方、ほんとアシェラッドのそれ。
以前どこかで読んだのですが、トルフィンとクヌートはそれぞれアシェラッドの弟子のような存在として描かれているそうです。こうしてみるとクヌートはよりアシェラッドに近づき始めている感じがしますね。血の道というか茨の道というか……。

一方相変わらずなのがこちらも2期では初登場のトルケル。クヌートの臣下としてまだまだ働いているようですが、マーシアとの戦いを停戦させられてクヌートにブチ切れ。相変わらずすぎて嬉しくなりました。死ぬまで一生変わらなそうで安心する。

さてエアドリクを手駒にしたクヌート。はっきりとは描かれていないものの、翌年イングランド王エセルレッドは病死。後を継いで王となった息子のエドモンドも半年後には病死。
史実でもこの2人は相次いで亡くなったそうですが、本作ではうっすらとクヌートによって毒殺されたことが示唆されています。実際に毒殺されたのかは分からないものの、スヴェン王・エセルレッド・エドモンドが続々と亡くなってとんとん拍子でクヌートがイングランド王になったのは、本当に毒殺されたのかもと思ってしまいますね。
ヴィンランド・サガは史実が大いに取り込まれていますが史実通りではない部分もあって、もしかしたら真実はこうだったのかもと想像できるのが面白いところ。

ところでクヌートが大量の金貨銀貨の上を歩くシーン。歩くたびにお金がジャラジャラと音を立てて動くところってあれ手描きですかね。ものすごく描写が細かくて、1枚1枚手描きだとしたら凄すぎる。さすがにCGかな……。

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※本ページの情報は2023年1月時点のものです。
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