13話のあらすじ
奴隷解放を目前にして自由になった後の身の振り方に悩むトルフィンとエイナル。自分の意思では自由になることができないアルネイズのためにエイナルは今後も農場に残ることを考え始めていた。
そんな中、農作業中にスヴェルケルが畑で倒れてしまう。蛇、アルネイズと共に2人はスヴェルケルの身の回りの世話をすることに。
一方、蛇の元には農場の近くで1人の奴隷が主を含む一家を皆殺しに脱走したという情報が入ってきていた。
13話の感想
第2クールに入り少しずつまた農場でのトルフィンの物語が動き始めました。
OP・EDテーマも一新され、OPテーマには第1期1クール目と同じくサバプロことSurvive Said The Prophetが再び担当することになりました。
第2期一つ目のOPであるAnonymouzによる「River」は美しくもどこか物悲しいバラードで、映像もトルフィンの悪夢のような演出が印象的でした。しかし2クール目に入って楽曲・映像ともに第1期の頃のような争いと苦難を印象付ける少し激しめのものへと変化しています。これは物語が再び争いへと突入し、トルフィンが戦いに巻き込まれていく予兆のようにも感じます。もう二度と人を殺さないと誓ったトルフィンですが、果たして今後はどう戦いの中を生き延びていくのか。
ちなみにOP映像の絵コンテ・演出は「進撃の巨人」などの監督として有名な荒木哲郎さんが手がけています。大好きなアニメ監督なのでめちゃくちゃ嬉しい!!
本編では畑で倒れてしまったスヴェルケルをトルフィン、エイナル、蛇、アルネイズの4人で世話をする展開に。料理上手でしっかり者のアルネイズがスヴェルケルのお世話係に任命されたことで、エイナルとの交流も深まりそう。
個人的には改めてスヴェルケルさんと蛇の関係性にきゅんときました。普段はなんだかんだと口の悪い蛇ですが、スヴェルケルさんが帰ってこないと気づくや慌てて畑に馬を走らせ、倒れているのを発見したら血相を変えて介抱、さらには文字の読めないスヴェルケルさんのために聖書を音読してあげるなど、蛇がめちゃくちゃ世話焼きで萌えました。まさかおっさんと爺さんの関係性に萌える日が来るとは……。いや蛇がおっさんって年齢なのかは分かりませんが。
一方で農場の近くの家では奴隷が主の一家を皆殺しにして脱走するという不穏な事件が発生。その奴隷は追ってきた蛇の部下の1人を殺し、さらには農場へと侵入。そしてそこで遭遇したアルネイズをなんと「妻」と呼ぶ衝撃の展開。アルネイズさん、結婚してたんですね……。ケティルにとってもエイナルにとってもガルザルの存在は大きな騒動を巻き起こしそう。
そんなガルザルを演じるのは増元拓也さん。アニメではそれほど知名度はないものの多くの作品に出演しており、代表作は「アイドルマスター SideM」の信玄誠司役。どちらかというとアニメよりも吹き替えでの出演が多いようで、洋画の雰囲気に近いヴィンサガにはお芝居が良くマッチしそう。
アルネイズ役の佐古真弓さんも吹き替えでの出演が非常に多いので、特に2期のキャスティングに関してはその辺りも意識しているのかもしれませんね。
夫婦でありながら別々の主人に買われた2人が果たしてこれからどんな過酷な運命を辿るのか、心して見届けたいと思います……(死なないでくれ
動画配信
※本ページの情報は2023年1月時点のものです。
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