23話のあらすじ
ヨークに多くの諸侯らが集まる中、御前会議が開かれる。クヌート暗殺未遂事件が噂で広まった結果、スヴェン王はクヌートに対して友好的に接し、イングランドの豊かな土地を与えることを告げる。その後も滞りなく会議が進む中、アシェラッドは全て自分の思惑通りだとほくそ笑んでいたが……。
23話の感想
スヴェン王とクヌート、そして多くの諸侯たちが集まる中開かれた御前会議。「スヴェン王がクヌートを殺そうとした」という噂が広まり、集まった人々は「ハラルド派」「クヌート派」どちらに着くか身の振り方を囁き合うピリピリとした空間に。
前回クヌートを殺そうとしたことを認めたスヴェン王ですが、御前会議ではわざとらしいほどのニッコニコでクヌートとハグ。王様って怖いね……。このくらい面の皮厚くないと生きていけないのね。
御前会議が順調に進む中、全てが思惑通りに進んでほくそ笑むアシェラッドでしたが、スヴェン王が突如「次の春にウェールズに進攻する」という言葉に初めて感情をあらわにします。それはもうかつてないほど分かりやすい表情。
これはまさかスヴェン王がアシェラッドの出自に気づいて喧嘩売って来たのではと思っていたら、完全なる偶然だったことが判明。しかしフローキに先ほどの表情を見られてしまったことから、結果的にウェールズに弱みがあることを知られてしまいました。なんかもう嫌な予感しかしない。
今回はとにかく今までに見たことのないアシェラッドが多く描かれました。驚きをあらわにするアシェラッド、どうすればウェールズを守れるのか考えるも良い案が思いつかず焦る姿、そして何よりも母がウェールズ出身であることをトルケルに告白したのが意外すぎた。今までのアシェラッドだったら絶対言わなかったでしょ。でも焦って思わず言ってしまった感じでもなかったし、それだけトルケルのことを信用しているということなんでしょうか。もしくはトルケルを味方につけられると思ったから?
そういえばこれでアシェラッドの母が元奴隷でウェールズ出身ということを知ったのはトルケルが初めてですね。
一方のトルフィンは失意のまま町をうろついた結果騒動を起こして牢屋に……。そこへやってきたレイフさんとヴィンランドのことを語り、頑なだった心から少しだけほどけてきたような。
ここのレイフ役の上田燿司さんのお芝居が個人的に刺さりました。トルフィンの気持ち、トールズの気持ち、そして自分の気持ち。全部分かってだからこそ一つずつ言葉を選んで、どうやったらトルフィンが救われるのかを懸命に模索するのが伝わってくる静かだけど熱いお芝居でした。本当に小さな呼吸まで操ってお芝居されているのすごい。果たしてレイフさんの気持ちはトルフィンに伝わるのか……。
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