アニメアニメ感想

【アニメ感想】ヴィンランド・サガ SEASON2 第6話 「#06 馬がほしい」

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6話のあらすじ

広大な森の開墾作業を続けるトルフィンとエイナル。しかし大木を根っこから引き抜く作業は2人の力では中々進まず、馬を欲していた。奉公人たちに頼んでも奴隷の身分故に貸してもらえず途方に暮れていたが、そんな折スヴェルケル(CV.麦人)と名乗る老人に馬を貸してやると言われ……。

6話の感想

自分たちの畑を耕すために広大な森を開墾しようと地道に木を伐り進めていたトルフィンとエイナル。しかし地中深くに根を張った大木の切り株は2人がかりでも引き抜くのは大変な作業。こんなの一本一本手作業でやってたら埒が明かないので、どうしても馬の労働力が欲しい……というのが今回のお話。
「馬がほしい」ってヴィンサガとは思えないほどゆるいタイトルですが、畑を一から作ることの大変さと農夫たちの素晴らしさが伝わる素敵なお話でした。

奉公人たちから邪険にされて馬を貸してもらえない2人の前に現れたのは風変りな老人スヴェルケル。気難しく雑用を2人に押し付けるも、約束通り馬を貸してくれたり、ご飯も同じ物を食べさせてくれたりと根はいい人。ケティルの実の父親だそうですがこういうところは血の繋がりを感じさせますね。
そのケティルとは農場の経営方針などで話が合わずあまり仲は良くないようですが、なぜか蛇とは仲がいい(喧嘩するほど仲がいい?)らしく2人のやり取りが面白くてちょっとコントみたいでした。2人に挟まれて居心地悪そうなエイナルがまた面白い。

印象的なのはやはりトルフィンの変化ですね。蛇との出会い、そしてエイナルの言葉でトルフィンは確実に少しずつ変化しているようです。相変わらず元気とやる気はないものの、口数は増えたし、目にも少し生気が宿り、声も少し明るくなった気がしますね。
何よりも畑に詳しいエイナルに驚いたり、馬に引かせるすきの発明に感動したり、失われていた感情が少しずつ戻ってきているように感じます。
そして何よりも、エイナルの「友達」という言葉に驚き戸惑いながらも「友達だ」と認めたこと。さすがに泣きそうになりました。友達なんていつ以来だろうねトルフィン……。
エイナルも「大きな赤ん坊みたい」と言ってましたが、ようやく止まっていたトルフィンの時間が再び動き出したような気がしますね。これからきっとトルフィンは良いことも悪いことも、いろいろ感じていくようになるんだろうなあ……それはそれで、きっと辛いけれど。

動画配信

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※本ページの情報は2023年1月時点のものです。
最新の配信状況は各配信サイトにてご確認ください。

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