アニメアニメ感想

【アニメ感想】僕のヒーローアカデミア(第6期) 第136話 「デクvsA組」

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136話のあらすじ

オール・フォー・ワンに狙われている自分が雄英に戻ることでみんなを巻き込んで傷つけてしまうかもしれないという不安から孤独な戦いへと身を投じるデク。そんな彼をA組全員が共に戦いたいという気持ちでデクを連れ戻そうと立ち向かう。

136話の感想

デクくんが雄英を去ってからの「黒いヒーロー編」、そして今回のこのデクVSA組を見て、堀越先生が描きたかった場面の一つがここだったのかなとすごく感じました。
A組のクラスメイト1人1人とデクくんとの関わりを振り返るような、そしてデクくんとかっちゃんの関係がまた一つ大きく変化する重要な転換点であり集大成のようにも思えます。

思えばデクくんの生まれ持ったヒーローとしての素質がA組のみんなにも大なり小なり影響を与えてきたんだなと改めて気づかされました。
復讐に生きようとしていた轟くん、復讐に駆られてヒーローの本質を忘れそうになった飯田くん、この2人はその最たる例ですね。
でもそれ以外のところでもデクくんのさりげない言葉や行動、人としての在り方が彼らクラスメイトたちに変化を与えていたことにぐっと来ました。
みんながデクくんに呼びかける場面では、これまでのいろんな出来事が回想されて、そういえばこんなことあったなといろいろ思い出して、季節的にもなんだか卒業式のような感動……。

そして何よりも、第1話からずっとデクくんにとって最大のライバルであり、因縁の相手でもあるかっちゃん。雄英に入ってプライドをへし折られることばかり経験して最近ではデクくんの理解者の1人になりつつありました。
ファンの間でも結構意見が分かれるキャラクターだったようですね。主人公のデクくんを喰うレベルで人気が高い一方で、デクくんをずっといじめていた(度を超えたいじめもあった)のにそれが許されてるのがおかしいという人も。
そんな中での、かっちゃんの謝罪。これまでデクくんにしてきたことへの謝罪。正直、驚きました。どちらかというと嬉しいよりの驚きでした。
彼の中でいじめのことはもう過ぎたことではなくちゃんと自分の罪として抱えていたこと、いじめていた理由をきちんと自分で理解していたこと、自分の劣等感を認めて受け入れていること、許しが欲しくて謝罪しているわけではないこと、そして何よりきちんとそれら全てを言葉にして伝えたこと。

出典:TVアニメ「僕のヒーローアカデミア」公式サイトより

またこれまでにも段階的にかっちゃんが自分の高すぎるプライドとデクくんへの劣等感で苦悩し葛藤する姿が描かれてきたからこそ、より「ついにここまで成長したんだな」としっかり伝わってきて感動しました。堀越先生、すごぇや……。

あとA組のみんなが呼びかけるシーンでは飯田くんの言葉が一番心に刺さりました。
ステイン対デクくん・飯田くん・轟くんは個人的にとても印象的で思い入れがあったので、デクくんが飯田くんに言った「余計なお世話はヒーローの本質」というセリフを、今度は飯田くんがデクくんに送るというのはさすがに涙腺に来ました。物語を作るのが上手すぎる……。

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※本ページの情報は2023年1月時点のものです。
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