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【アニメ感想】青のオーケストラ 第8話 「G線上のアリア」

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8話のあらすじ

中学時代、自分をいじめていた元同級生を偶然見かけたショックで学校に行けなくなってしまったハル。熱があると母に嘘を吐いて学校を休むハルは、心配する律子からのメッセージに「大丈夫」と返そうとして思いとどまる。それはハルにとって呪いの言葉だった。

8話の感想

ハルちゃんと律子が中学時代受けていたいじめの詳細が描かれるため、1話以来の重い空気が終始漂っていました。正直重すぎてちょっとしんどい……。
前回第7話で、いじめで転校してしまった律子の親友がハルちゃんだったことが明かされ、今回はそんな2人の胸中が語られました。

引っ込み思案で内気なハルちゃん。クラスの女子たちにいじめを受けても何も言えないハルちゃんに対して、正義感が強く思ったことはなんでも口にしてしまう律子はハルちゃんの代わりにいじめっこたち相手に果敢に抵抗。
しかしそれが逆にいじめを過激化させていってしまいました。
ハルちゃんのことを思っていじめに立ち向かったのに、逆にそれが彼女を追い詰めていたことにハルちゃんが転校してからようやく気づいて後悔した律子。
庇ってくれる律子の優しさに救われながらも、自分が逃げ出したら次は彼女が標的になると分かっていても転校する自分の弱さに自己嫌悪していたハルちゃん。
互いが互いを思いながらも、その思いやりはすれ違い、そして優しいからこそ本音を言いあえなかった2人。正反対なようで、優しすぎるところはそっくり。
そんな2人の繊細で脆い心情が丁寧に描かれました。

けれどどんなに辛くても「大丈夫」としか言わず本音を曝け出そうとしないハルちゃんに、ついに律子が爆発。
律子は中学時代よかれと思ってハルちゃんを追い詰めていたことを告白し謝罪。
そんな律子の正直な言葉に、ようやくハルちゃんも自分のせいで律子まで巻き込んでしまったことを謝ります。泣いて本音を吐き出せたハルちゃん、こうして少しずつでも本当の気持ちを話せるようになっていくといいですね。

タイトルの「G線上のアリア」は律子がしょっちゅうハルちゃんに弾いてほしいとせがんだ曲。それはハルちゃんが初めて弾いてくれた曲で、律子にとっては「カノン」と同じくらい大切な曲なんだとか。

さてそんな泣ける回だったわけなんですが……作画がかなり苦しくなってきましたね。
正直今回は作画の雑さが気になってあまりないように集中できませんでした。3話4話辺りからずっと低調ではありましたがどんどんクオリティが下がっているような。
ハルちゃんの眼鏡のフレームが丸になったり楕円になったり四角になったり、さすがにそのくらいは統一してほしいなあと……。
アニメは2クール目があるようですが、果たしてこの作画で最後まで走れるのか心配です。

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※本ページの情報は2023年4月時点のものです。
最新の配信状況は各配信サイトにてご確認ください。

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