2話のあらすじ
深い眠りから目を覚ましたキルコは人食いの化け物・ヒルコが迫っていることに気づく。熟睡するマルを叩き起こし2人はヒルコと戦うことにするが、外には銃を構えた旅館の女将が立っていた。目に見えない速さで鞭のようなものを振るうヒルコ相手に2人は苦戦を強いられるが……。
2話の感想
旅館の女将によって睡眠薬を盛られ深い眠りについてしまったキルコとマル。目を覚ますとそこには巨大な鳥のような姿を怪物・ヒルコが2人を狙っていました。
キルコはキル光線で、マルはヒルコに直接手で触れることで不思議な力によって心臓を握りつぶすという戦い方でキルコを撃退。マルはどうやらヒルコに対してだけこの力を使えるようです。一体彼は何者なのか……。
2人に睡眠薬を持ったり銃を持っていたりと怪しげな言動が多かった女将は、ヒルコに取り込まれた（＝食われた）息子が未だにヒルコの中にいると信じて庇っていたようです。ただしただ庇っていただけでなく、宿泊者をヒルコに食わせていた可能性もあるようで……。息子の死を受け入れられなかったんだろうなと思うと何ともやるせない。さりげないグロさにﾋｮｪｯとなりました。アニメ本編開始時に「刺激的な描写がある」との注意書きがあったので覚悟はしていましたが。今後も気合入れて見ないといけなさそうですね。
旅館を後にした2人が向かったのはトマト天国の異名を持つ草壁農園。そこで数十人が畑を耕しながら自然の中で暮らすという小さな集落のような場所。以前はトマトばかり育てていたのでそんな異名がついたようです。
マルが目指す天国には、マルとそっくりの顔の人間がいるそうで、この農園は案の定「天国」ではなかったようです。ただキルコが依頼を受けたミクラという女性から形見としてもらった銃に刻まれたものと同じデザインのスタンプが押されたダンボールを発見。東京と行き来しているダンボールとのことで、2人は結局船に乗って東京に戻ることに。
さて今回はマルが目指す天国について、そして天国に行ったら何をするのかということについて少し明らかになりました。
曰く天国にはマルと同じ顔をした人間がいて、その人を見つけたら預かった薬を打てというもの。キルコに依頼したミクラという女性はどうやら何らかの病に侵されていたようで、もしかしたらその病の薬？
気になるのはトキオたちが暮らす学園にも、ミクラと同じような病にかかっているらしいこどもがいたこと。つまりマルと同じ顔をした人（＝トキオ）と会ってトキオに薬を打つ、そうすることで人類を救うことになる、そうですが。
さらにキルコにも新たな真実が。実は彼女、体は立派な女性ですが心は男性なのだとか。いわゆる性同一性障害でしょうか。第1話の旅館の風呂場で鏡に映った自分の体を見て頬を赤らめるキルコの姿がありましたが、あれは単純に女性の体に興奮していたんですね。
キルコに思いを寄せていたマルは果たしてこの告白をどう受け止めるのか……。
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※本ページの情報は2023年4月時点のものです。
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