13話のあらすじ
鮎川先生に「お前の演奏はソロだ」と言われてしまい思い悩む青野。脳裏には幼き日に初めて出たコンクールの演奏後に父に言われた「つまらない演奏」という言葉が蘇る。
そんな中、期末テストを控えたオーケストラ部は部活動停止期間へと突入する。テストの成績が悪かった部員は演奏会に出られないと知った青野は……。
13話の感想
オーディションが終わってすぐに部活動停止期間へと突入してしまったオケ部。学生の本分は勉学! 期末テストの結果が悪かった部員は演奏会には出演できないという厳しい現実が青野くんを襲います。そういえばこの子受験の時も律ちゃんに教えてもらってようやく合格できてたんでしたね……。この間も赤点取ってたし。
そんな一抹の不安がよぎる中、青野くんには赤点回避以外の重圧ものしかかります。それは鮎川先生に投げかけられた「お前の演奏はソロだ」「オーケストラの中では浮いてしまう」「昔のお前の演奏はそんなものではなかった」という容赦のない言葉の数々。そのせいで、勉強中も憎き父との記憶が蘇り青野くんを苦しめます。
幼い頃、初めてのコンクール。緊張の中惜しくも落ちてしまった青野くんに、父は「あんなつまらない演奏でいいのか」と不敵な笑み。父としてはもっと上にいけるという叱咤激励だったのかもしれませんが、青野くんは今の自分の演奏もつまらないのではと不安を抱いてしまったようです。
迷走する中、偶然図書室で一緒にテスト勉強することになった佐伯くんに「気分転換」とヴァイオリンに誘われた青野くん。停止期間中は部室で楽器を弾くことは禁じられているのに、自由な佐伯くんは「ちょっとだけだから」と平気な顔。海外育ちなだけあって肝が据わってる。
しかしそこへ神妙な顔をして現れた羽鳥先輩に、いつもとは違う真剣な表情で「楽器を置いて静かに部屋を出ろ」と言われた直後、佐伯くんのヴァイオリンの音を聞いてやってきたのは鮎川先生。
羽鳥先輩は自分が弾いていたフリをして庇ってくれたようです。ここへ来てぐんぐん羽鳥先輩の株が上がり続けている。
飄々としていて、どんな鮎川先生に怒られても余裕で、ダンス部と兼任してヴァイオリンには本気じゃないと思わせておいての、徐々に見せ始めたオケ部への思い。次期コンマスという責任感、そして自分よりも上手い2人の後輩の出現が羽鳥先輩の意識を少しずつ変化させてきているようです。
後輩を庇って罪を被るのも最高にかっこいいですが、思い悩む青野くんに的確な、けれど優しいアドバイスをする姿もかっこいい! 原田先輩とはまた違うタイプの理想の先輩ですね。
そしてなんと言っても姫ちゃんこと裾野先輩との関係性が可愛い! おそらく羽鳥先輩のことが好きな裾野先輩と、その気持ちを知ってか知らずか先輩として好感度を上げ続ける羽鳥先輩のコンビ最高。かわいいな~。
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※本ページの情報は2023年4月時点のものです。
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