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【アニメ感想】アンデッドガール・マーダーファルス 第7話 「混戦遊戯」

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7話のあらすじ

<最後から二番目の夜>を警備するホームズたちのいる余罪の間に流れ込んできた大量の堀の水。絶体絶命のピンチに陥るが、《ロイズ》のエージェント・ファティマが余罪の間の壁を破壊したことで九死に一生を得る。ところが水に沈んでいたはずの金庫は忽然と姿を消してしまい……。

7話の感想

堀の壁を爆破して地下の余罪の間に大量の水をぶち込むという大胆な手を使ったルパンとファントム。このままではホームズたちが溺死してしまうのでは……という不安もありましたが、そこはちゃんと計算していたらしく堀の水が全部流れ込んでも天井ギリギリで水が止まる仕様になっていたようです。
結果的にはファティマが余罪の間の壁を外側からは破壊したことでホームズたちは無事に救出されたものの、水に沈んでいたはずの宝石が入った金庫はいつの間にか忽然と姿を消してしまいました。
ルパン対ホームズの読み合いはルパンの勝ち……と思いきや、ルパンは金庫&宝石をゲット、ホームズはガニマール警部に変装していたルパンの正体を見破り、両者引き分け?
ただまあその後ルパンは宝石を持ってホームズの前からは逃走してしまったので最終的にはやはりルパンの勝ちでしょうか。

しかし実は、事前に金庫の中身が宝石から鴉夜へとすり替えられていたことが判明。生首だけの鴉夜にしかできない芸当。他のミステリモノでは絶対にないであろう仕込み方に笑ってしまいました。真面目に推理したかと思うと非現実的なぶっ飛んだ展開が飛び込んでくるのが面白すぎますね。
<鳥籠使い>一行が地下室には入らず地上で警備していたのは、ルパンが金庫を盗み出す前提で策を練っていたからなんですね。

出典:TVアニメ『アンデッドガール・マーダーファルス』公式(@undeadgirl_PR)より

そしてここからタイトルの「混戦遊戯」通り、一気に事態は複雑化してきました。
宝石争奪戦はここまで所有者のフォッグ氏を除けばホームズとワトソン・<鳥籠使い>一行の探偵組、ルパンとファントムの怪盗組、レイノルドとファティマの保険屋組、この三つの勢力があったわけですが、ここへなんとモリアーティ率いる人外集団が乱入してきました。
彼らはフォッグ邸の周りを囲む堀を渡れる唯一の橋を破壊、フォッグ邸は陸の孤島になり全員が脱出不可能な状態に。
警備隊を殺しまくるカーミラはレストレード警部と静句と、アレイスターはホームズとワトソン+鴉夜、ファントムはファティマと、そして宝石を取り合うルパン・津軽・レイノルドは三つ巴の戦いへと突入。
「吸血鬼編」では推理シーンが多く静かに淡々と話が進んでいましたが、この宝石争奪戦は逆にアクションが多くバトルアニメの要素も増えてきましたね。アニメならではの面白味があって、何より複数の陣営が入り乱れる戦闘はワクワクします。
誰が<最後から二番目の夜>を手に入れるのか、そして宿敵モリアーティと鴉夜・津軽は再会を果たすのか、次回も楽しみです。

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※本ページの情報は2023年7月時点のものです。
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