8話のあらすじ
左之助の仲間内でやっている賭場に誘われた剣心。上機嫌な左之助だったが、友人が阿片の過剰摂取で命を落としたと知って憤る。阿片は禁止された麻薬であり、なおかつ一般人では手が出ないような高価な代物だった。
そこへ突然、悪徳実業家・武田観柳の私兵に追われる謎の美女・高荷恵（CV.大西沙織）が助けを求めて飛び込んでくるが……。
8話の感想
今回から新章突入！ 原作未読でも何となく知っているくらい人気の四乃森蒼紫と御庭番集が初登場しました。第8話放送前に御庭番集の追加キャストが発表されましたが、さすがるろ剣かなりの豪華さです。
その前に剣心と左之助の前に現れた謎の美女・高荷恵。
武田観柳と言う町でも噂の悪徳実業家の私兵に追われていた恵は、たまたま逃げ込んだ屋敷で開かれていた賭場に参加していた剣心と左之助に目をつけ、護衛してほしいと頼んできます。
自身の素性や追われている理由、そしてアヘンを所持していた理由も頑なに話さないのに、剣心が強いと見るや片時も離れようとしない図太さ。何ともクセの強い美女が仲間（？）に加わることになりました。
恵を演じるのは大西沙織さん。この2、3年本当に躍進の年ですね。大西さんの声を聞かないクールはないというくらいの出世ぶりに驚きです。そしてまあこういう世渡り上手な美女役が似合うこと。さすがです。
ちなみにアヘンというと日本では授業で必ず習うくらい有名なアヘン戦争がありますが、るろ剣は大体明治11年（1878年）くらいが舞台らしいので、アヘン戦争から40年後くらいということになりますね。史実では舞台から10年前の時点で最初のアヘン禁止令が明治政府から出されていたようです。
命を狙われている恵を放っておけない剣心と、仲間がアヘンで死亡した仇を取るために武田観柳とその私兵を迎え撃つことになった剣心組。
その武田観柳を演じるのは真殿光昭さん。
さらに観柳の用心棒として元御庭番集の御頭・四乃森蒼紫を内田雄馬さんが演じています。これまで演じてきたキャラクターの中でも特に声が低い！ 低すぎて最初雄馬くんと気づけなかったほど。にしてもめちゃくちゃかっこいいですね。
そして同じく御庭番集の般若を置鮎龍太郎さん、式尉を稲田徹さん、火男を落合福嗣さん、癋見を吉野裕行さんがそれぞれ演じています。この4人の名前は全員能面から由来が来ているんですね。こちらも豪華声優陣。
落合さんを除けばベテラン声優3人が部下役ということですが、蒼紫は若干15歳で御庭番集の御頭になったそうなので、若手の中でも実力派の雄馬くんが選ばれたのかなーなんて想像しちゃいます。
刃衛との戦いから本格的なバトルアクションが増えてきましたが、今回からは一気に敵の数も増えさらに激しい戦闘となっていきそうです。
恵がなぜ観柳に追われているのか、そして彼女の脳裏に蘇った一瞬の記憶の中に浮かんだ幸せな思い出の正体は何なのか、次回も楽しみです。
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※本ページの情報は2023年7月時点のものです。
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