アニメアニメ感想

【アニメ感想】スプリガン 第1話 「episode1 炎蛇(前編)」【2023夏アニメ」

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1話のあらすじ

若干16歳で言語学の教授となった天才・山菱理恵(CV.神戸光歩)は、富士の樹海で発見された謎の遺跡”火の社”内の文字を解読してほしいと依頼され、超古代遺産の守護を目的とする組織”アーカム”に向かうため10年ぶりに日本へと降り立つ。しかし空港でアーカムを名乗る謎の男たちに拉致されてしまい……。

1話の感想

・2D(手描き)作画と3DCGが融合したアニメーション
Netflixのオリジナルアニメとして制作された本作ではいわゆる手描きの作画と3DCGが両方使われたアニメとなっています。それだけなら珍しくはないものの、2D・3DCGの両方がものすごくハイクオリティ。基本的には動きの少ない場面やキャラクターの顔がアップで映るシーンは手描き、動きのあるシーンや情報量が多いシーンなどは3DCGと使い分けられています。
これまでの3DCGアニメというとどうしても体の一部に違和感があったり、影が服のシワに違和感があったり、動きがぬるぬるで日本のアニメには違和感があったり……要するに違和感が強かったわけですが、今作ではそれが極限まで改善されていると感じました。
何なら手描きなのか3DCGなのか見分けがつかないカットもあるほど。いよいよ日本のアニメも新時代に突入したなと感じさせてくれるアニメーションでした。

・ロマン溢れる超古代文明の遺産
超古代文明やオーパーツ(当時の文明の技術や知見では製造が困難・不可能と言われる出土品)などオカルト好きならわくわくしてしまうテーマ。
1話では早速メギド・フレイムと呼ばれるオーパーツや、富士の樹海で発見された謎の遺跡が登場。
主人公たちが所属する組織”アーカム”はそんな超古代文明の遺産を悪用しようとする権力や国家などから守ることが使命。
拳銃の弾も通さない特殊強化スーツを身に纏い、強力な敵や大国の特殊部隊などと激しい戦闘を繰り広げます。

・主人公の御神苗優の謎
富士樹海の遺跡”火の社”の内部で発見された謎の文字を解読するためアーカムに呼ばれた言語学の天才・山菱理恵。若干16歳で大学教授となった彼女は10年ぶりにアメリカから日本へ帰国。アーカムには依頼を受ける代わりに、かつて児童養護施設で優しくしてくれた同い年の少年・御神苗優を探してほしいと頼んでいました。しかしアーカムをもってしても未だその所在は分からないとのこと。
しかし本作の主人公の名前は御神苗優。彼女が大事に保存している幼い頃の優くんの写真にも良く似ていて同一人物なのは間違いなし。しかしなぜか本人はそのことを知りつつも彼女には素性を明かしていません。この辺りの謎は彼自身の生い立ちや過去にも関わってきそう。

出典:アニメ「スプリガン」公式サイトより

・小林千晃さんの演技
そんな主人公を演じるのは小林千晃さん。2017年デビュー以降、最近はクールキャラや無表情キャラが多い印象でしたが、今作では飄々としてちょっと陽気な演技。個人的にはめちゃくちゃハマリ役。
優くんの身軽な感じが声に表れていて、聞いていてとても心地がいい。少し小生意気な感じがまた素敵。
タイトル的にもこれが千晃くんの代表作になるかも。

・作画、映像美、声優、ストーリーどれをとっても超一流
Netflixのオリジナルアニメという少し前までは作画が微妙だったり、放送前の評判ほど盛り上がらなかったりという作品が多かった中で、今作はかなりレベルが高いと感じました。それと同時に日本のアニメ自体が全体的にクオリティが底上げされ始め、どんどん進化しているのも感じられてとても嬉しい。
また声優的にも非常に豪華で、1話の時点では未登場の優と同じくスプリガンのジャン・ジャックモンド役の阿座上洋平さんや朧役の子安武人さんのお芝居が楽しみ。
ちなみにNetflix版は1話45分前後で配信されていますが、TV放送版は各話前後編に分けて全12話で放送するようです。

動画配信

Netflix

※本ページの情報は2023年7月時点のものです。
最新の配信状況は各配信サイトにてご確認ください。

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