6話のあらすじ
”帰らずの森”から脱出するため手を組んだものの、森の中から出られず彷徨い歩く優・芳乃・暁の3人。食料が底を尽きそうになる中、芳乃が妖気の薄い場所を感じ取る。そこには一体の即身仏があった。霊媒能力を持つ芳乃が口寄せで即身仏の霊を下ろすと、”帰らずの森”が生まれた理由を語り始め……。
6話の感想
最後の最後まで芳乃ちゃん全開フルスロットルな回でした。図太い上に逞しすぎるな！？
女子高生で銃火器使えて格闘技もできて超古代の遺物を高値で売りつける上に遺産を破壊する遺跡荒らしで、その上霊媒能力が高くて口寄せで霊と交信できると？ 属性盛りすぎでは！？！？
何度も助けてくれている優くんを平気で何度も裏切る上に悪びれもしないその性格マジで図太いですね。でもどこか憎めないのが悔しい。声も顔も可愛いのずるい。
何より、なんだかんだ言って彼女がいなかったら優くんも暁さんも一生森から出られなかった可能性が高いんですよね。絶妙なバランスのキャラだ。
芳乃が即身仏の霊と交信したことで森が生まれた理由、そして森から出る方法を見つけた3人。
森の中枢にある一際大きい木”呪神樹”に宿る思念を解き放てば森の外に出られるそう。芳乃は即身仏の言葉を中継する形で優たちに伝えていましたが、実際は霊の言葉は関係なく全ての情報を引き出せるそうで、森から出る詳しい方法も”神酒”に関する情報も全て引き出した上で優くんたちには内緒にするというのがさすがの世渡り上手。
しかも優くんたちが呪神樹を守る怨念たちに苦戦している間に、自分はこっそりソーマの製造方法が書かれた石板のレシピをゲットするという小賢しさ。
結果的にこの石板のせいでピンチに陥るわけですが、命をかけてでも金儲けを優先するそのメンタルだけは尊敬したいｗ
何度裏切られても利用されてもピンチになったら本気で心配して助けてあげる優くんの優しさに涙チョチョ切れる……。
ただまあ最後はちゃんと芳乃に仕返ししててスカッとしましたｗ
作画もバトルアクションも変わらず素晴らしかったですが、特に呪神樹から英雄王が登場する一連のシーンがヤバかったですね。怨霊に変わったり弾けたりするシーンたぶん全部手描きかな？ ここCGじゃないんだ！？ って衝撃でした。
ただ見てる分には気持ち悪いなーくらいの感想なのに、よく見るとめちゃくちゃ描写が細かくてこれを手描きで作ったのかと思うと感動超えてゾッとします。でもやっぱりすごく感動しました。やっぱり手描きの温かみと繊細さには敵いませんね……。
動画配信
※本ページの情報は2023年7月時点のものです。
最新の配信状況は各配信サイトにてご確認ください。
コメント