4話のあらすじ
ハワイから敵勢力を排除した多国籍任務部隊（ATF）は次なる目的を決めかねていた。しかしブレイバーンの発言により、日本に無人偵察機を送ることが決定する。
一方、整備担当のミユ・カトウ（CV.加隈亜衣）はイサミ専用のパイロットスーツを開発。エアバッグ搭載の優れものだが、当のイサミは謎の少女・ルルに懐かれるスミスに対して苛立ちを抱えていて……。
4話の感想
ようやく全裸から解放されミユの開発したパイロットスーツも手に入れたイサミ。しかしその表情は未だに晴れず……。
ブレイバーンの素性は未だに不明だし、自分が必死こいて戦っている間謎の美少女とイチャイチャしていたスミスにもイライラするし、おまけになぜかルルにはぶん殴られるしで相変わらずどこまでも不憫なイサミに泣けてきます。
ふさぎ込むイサミにブレイバーンは「気晴らしでもしたらどうだ」と彼を軍人たちが集まるバーを紹介。
そこに集まっていた各国の軍人たちから口々に感謝を告げられ、交流を深めたことでようやくイサミに笑顔を戻ってきました。
冒頭、ATFの会議ではどの国から救助を始めるかでだいぶ揉めたらしいことが示唆され、多国籍ならではの苦悩が垣間見えましたが、登場する人物全員が互いの祖国や相手へのリスペクトを決して忘れないことが描かれていてすごく胸が熱くなります。
イサミはブレイバーンに振り回されて「なんで俺がこんな目に」と1人苦しんでいたはずですが、こうやって直接多くの人たちに「お前のおかげだ」と感謝を口にしてもらえたことで、やっと自分がハワイを守ったんだと実感できたんじゃないでしょうか。
この直前のシーンでブレイバーン「無駄なことなんて一つもない」と説いていたのも上手く繋がっていて素敵。
一方、ルルちゃんは相変わらずスミス一筋。ようやくその存在もATFに認知されたようで、検査の結果ほぼ人間と同じ肉体だと判明したそう。ただ内蔵が発達しておらず生まれてから一度も固形物を摂取したことがないとか。どうやって栄養摂ってるんでしょう。
言語も未だに「スミス」と「ルル」しか覚えられず、完全に言葉を覚えたての赤ちゃん。怒った時だけ「ガガガピーッ」とスペルビアと同じ機械音を発するようですが。
この「ガガガピーッ」という声（？）、ルル役の会沢紗弥さんが実際に出しているらしいんですが、めちゃくちゃ機械音に聞こえるんですよね。特に「ピーッ」の部分。本当に人間の声とは思えない……。多少加工してるのかな。
あと関係ないですがスミス役の阿座上洋平さん、英語めちゃくちゃ上手くないですか？ 英語というか発音が凄まじくネイティブ。英語話者なんでしょうか。洋画でいかにもアメリカ人がいいそうなセリフが多くて毎回笑ってしまうんですが、本当に発音がすごい。
さて次なる目的地をどの国にするかATFの司令官や上官らでは話し合いで解決せず揉めていたところ、ブレイバーンが颯爽と会議に参戦。まずはハワイを中心に東か西へ近い国から偵察・救援に行くべきだと提案。人間たちに寄り添いつつ至極真っ当な提案をしてはいるのですが、「東周りなら夕日と共に、西周りなら朝日と共に。でも朝日と共に向かった方が「お、なんか救援が来たぞ！？」という感じがしていいと思うから朝日にしよう！」という決め方があまりにもくだらなすぎて笑いましたｗ
何を言ってんだこいつは。
そんなブレイバーンの鶴の一声でまずは日本の首都・東京に無人偵察機を送り込んだATF。
しかし偵察機から送られてきた映像にはなんと燃え盛る首都の地獄のような光景が……。イサミやミユたち自衛隊の故郷がデスドライヴスによって火の海に。
1話～3話まで異様なテンションとアホみたいなブレイバーンの言動で勢いのまま進んでいた感もありましたが、いよいよ骨太な物語が本格的に動き出したようにも感じられます。
デスドライヴスとは何なのか、日本人は全滅させられてしまったのか、他の国はどうなっているのか、そしてロボットなのになぜか人間味がありまくるブレイバーンの正体とは。
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※本ページの情報は2024年1月時点のものです。
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