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【アニメレビュー】姫様“拷問”の時間です 第1話【2024冬アニメ1話感想】

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1話のあらすじ

国王軍第三騎士団の騎士団長であり王女でもある姫(CV.白石晴香)は勇猛果敢な戦士であったが、魔王軍の捕虜となってしまう。
彼女の前に現れた魔王軍最高位拷問官のトーチャー・トルチュール(CV.伊藤静)は国王軍の秘密を話そうとしない姫に対し、拷問を開始すると宣言するが……。

1話の感想

・視聴者が飯テロと言う名の拷問にかけられるアニメ
もうこの一言に尽きるんですが、物騒なタイトルからは想像もつかないほどただの飯テロアニメでしたw。
魔王軍の捕虜となった人間の王女こと姫に、魔王軍の拷問官トーチャーが仕掛ける拷問、それは飯テロ。
焼き立てのバタートースト、熱々のカリトロたこ焼き、深夜の背徳的なこってりラーメン……。
美味しそうな料理の数々によだれを垂らして悶える姫と我々視聴者。深夜アニメ故に、リアタイする人にはかなりの“拷問”になりそうです。

・やさしいせかい
トーチャーは様々な料理を姫の前に出しては、彼女の前でこれ見よがしに美味しそうにお食事。その姿を見た姫は呆気なく屈服し国王軍の秘密を吐いてしまう……。基本はこれの繰り返しなんですが、この作品の面白いところはちゃんと正直に話した姫に対して、トーチャーがその後たらふく姫に美味しいごはんを食べさせてあげるところ。
秘密を話したら用済みなのでごはんはあげない、なんて意地悪なことは一切せず姫もトーチャーもウィンウィンな関係になっているところが笑えて癒やされるゆるふわポイント。まさにやさしいせかい。

・アホな魔王軍がかわいい
第1話ではトースト、たこ焼き、ラーメンと姫は計3回の“拷問”を受け、その度に国王軍の秘密をトーチャーに話してしまいました。
この調子で行ったら国王軍の秘密全部丸出しで人間は即滅ぼされてしまうんじゃないの? と思ってしまいますが、そこはまた上手くゆるーくこなしています。
なんと聞き出した情報全部に対して魔王が「魔王軍は弱いからそんなことできない」「そんな強い武器怖くて触れない」と衝撃的な理由で却下。
トーチャーもトーチャーで「それなら仕方ないですね」とあっさり。この魔王軍のゆるさが面白すぎる。

・白石晴香さんのハイテンション演技が最高
姫役の白石晴香さんの演技なくしては成り立たないほどハイテンションなお芝居が素晴らしい。
美味しそうなごはんを前に、意思を持つ聖剣にして相棒のエクスに対して、拷問には屈しないと早口で弁解する様は声優さんだからこその職人芸。ハイテンションなのにセリフはしっかり聞き取れるのにそれでいて必死さもちゃんと伝わってきて面白さ倍増。
またエクス役は小林親弘さんで、このお二人と言えば「ゴールデンカムイ」の杉元・アシㇼパコンビなわけですが、言ってることとかけあいの感じは金カムグルメ回とほぼ変わらなくて笑いました。これは間違いなくキャスティング狙ってるな??

・公式X(旧Twitter)を見る時は要注意
アニメ公式アカウントを見る時は特に深夜は要注意!
なんとなんと、白石晴香ちゃんが実際に飯テロ“拷問”を受けるショートムービーがあるのです。
現在投稿されているのは晴香ちゃんが姫と同じく焼き立てバタートーストとビーフシチューを前にして食べてはいけないと悶絶する映像。正直アニメ本編よりこっちのが飯テロ度高くてやられましたw
撮影後には晴香ちゃんがちゃんと食べられたと信じたい……!
ちなみに本編ではトーチャーが毎回「姫様、拷問の時間です」というセリフと共に始まりますが、このショートムービー内ではトーチャー役の伊藤静さんが「晴香ちゃん、拷問の時間です」とちゃんとセリフを変えているこだわりっぷり。
トースト食べたい……。

動画配信
Hulu

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※本ページの情報は2024年1月時点のものです。
最新の配信状況は各配信サイトにてご確認ください。

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