1話のあらすじ
閑古鳥の鳴く書店で無駄話に花を咲かせる小説家志望の緒川菫子(CV.ファイルーズあい)と、作家としての彼女のファンを自称する不思議な青年・化野蓮(CV.山下大輝)。
明日が誕生日の菫子は店長から“逆万引きの本”をプレゼントされる。それはいつ誰が店に置いていったか分からない不気味な本だった。
深夜0時過ぎ、誕生日を迎えて28歳になった菫子はその本を読んでしまうのだが……。
1話の感想
・巨乳のお姉さんと不思議な青年の怪異ミステリー
みどり書店で働く小説家志望の菫子さんと、作家“緒川菫子”のファンを自称するちょっと不思議な青年・化野くん。
オカルト好きな菫子さんと、15歳で新人賞を受賞した作家としての菫子さんのファンだと言う化野くんは、閑古鳥の鳴く書店でいつも他愛のない話をする間柄。二人の軽妙洒脱な掛け合いが聞いていて楽しいデコボココンビ。
・怪異を引き起こす“逆万引きの本”
菫子さんがオカルト好きだと知ってのことか、明日が誕生日ということで一冊の不思議な本をプレゼントしてくれた店長。それは万引きの逆――つまりいつの間にか店内に置かれている本で、通称“逆万引きの本”。
半信半疑でそれを受け取った菫子さんは深夜0時過ぎ、28歳の誕生日を迎えた直後にその本の一説を詠み上げてしまいます。すると彼女の体に異変が……!
・天才だった頃の自分に戻りたい菫子
若くして作家デビューして天才ともてはやされた小説家・緒川菫子。しかしその後は泣かず飛ばずで上手く小説を書けなくなってしまった菫子さん。
そんな中、“逆万引きの本”の詠み手不明の短歌を読むことで子どもの頃の姿に若返ることができるようになった菫子さんは、死ぬかもしれないという化野くんの忠告を無視してでも天才だった頃の自分に戻ろうとします。
もう一度小説を書きたいんだという彼女の切な思いは、創作が好きな人みんなにぶっ刺さりそうなほどリアル。創作者あるあるですね……。
・謎すぎる化野くん
糸目の青年・化野くん。菫子さん以外とはほとんど口を利かない、目を開くと人間離れした瞳、怪異についてやたらと詳しいなど謎が多すぎるキャラクター。見た目は10代にも見える一方で、菫子さんに「小僧」と呼ばれて「そんな年でもないんだけどな」と呟いていたことから実際は見た目より年上なのかも?
菫子さんには好意を抱いているらしく、誕生日を迎えた彼女に「また熟女に近づきましたね」と変態チックなセリフを放つ一面も。
演じる山下大輝さんは純粋で明るい少年役が多い声優さんですが、ちょっと低めの声でミステリアスに化野くんを演じておりかなり魅力的。
・ちょっと不思議なオカルトミステリー
1話の時点ではホラー成分はほとんどなく怖いのが苦手な人でも楽しめそうな雰囲気。アニメの主人公としてはちょっと珍しい20代後半の菫子さんが体は大人過ぎるほど大人なのに、可愛らしい一面もあって素敵なキャラクター。化野くんの雰囲気も怪しげで素晴らしい。
主演のファイルーズあいさんと山下大輝さんの掛け合いも聞いていて楽しいですが、なんとレジェンド声優の野沢雅子さんも1話から早速登場。声優好きにとっても楽しめるアニメになりそう。
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※本ページの情報は2024年4月時点のものです。
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