5話のあらすじ
稲荷山公園駅近くの町で小さな兵隊たちによって捕らわれてしまった静留と玲実。ミニ隊長に「ドクターを探しに来た」と伝えると彼らは血相を変えてその場から立ち去ってしまう。
拘束されたままの2人は近くにいた清掃員のミニお姉さんに助けを求めるが、彼女は「ボスに逆らえば骨にされてしまいます」と繰り返すばかりで……。
5話の感想
ミニ兵隊たちによって眠らされ、気づけばヘリの翼部分に手足を拘束されてしまっていた静留と玲実。
そこへ現れたのはミニ戦闘車などに乗ったミニ兵隊たち。その中のミニ隊長に、吾野から来たこと、ドクターに友達を助けてほしいことなどを伝えますが、「ドクター」と聞いた瞬間隊長の顔色が変わり拘束を解くことなく去ってしまいます。
ひとまずこの町にドクターがいることは分かったものの、変わらず身動きが取れない2人の前に現れたのは清掃員だと名乗る町のミニお姉さん。
彼女曰く、この町には「ボス」を名乗る絶対権力者がいてその人物に逆らうと骨にされて標本にされてしまうらしい。
しかしミニお姉さんをあの手この手で脅し交渉して協力を得た2人は、ボスを倒して監禁されているドクターを助け出そうと基地へと侵入します。
今回のエピソード、ボスが支配するディストピア風の階級制度、ドクターの正体、玲実と晶の関係、7G事件の真相が少し明かされるなどかなりの盛りだくさん。けれど不思議ととっ散らかった印象はなくむしろ綺麗にまとまっていて驚きでした。
特に衝撃だったのはドクターの正体。
井口裕香さん演じるドクターことマコトさん。実はドクターはドクターでも医者ではなく科学者。それも7G事件の開発に関わっていたという超重要人物。善治郎とも知り合いで、例のうにゃうにゃ手術の現場にもいたというのだから驚き。
水島努監督によるとこの手術、麻酔もなければ手術室でもなく、施術したのが医者かどうかすら分からないという超危険な手術。よく生きてたな……。マコトさんは善治郎に助けられ手術からは逃れたようですが、この絵面恐ろしすぎますね。
ちなみにボスがマコトさんを監禁していたのも彼女が7G事件に関わっていたから。ボスにとって支配したこの町をマコトさんに治されては不都合だったようです。
もうひとつ見どころだったのは玲実と晶の関係。1話からとにかくずっと口喧嘩しているこの2人、仲がいいんだか悪いんだか分からない、いわゆる喧嘩するほど仲が良いの典型例みたいな関係性。
けれど実は、小柄で口の立つ晶は幼い頃よく男子たちにいじめられていたようで、それを助けていたのが玲実。いつも「バカ玲実」や「0点玲実」など悪口のオンパレードだった晶も心の底では玲実のことが大好きだったんですね。
そしてそんな晶からもらったブレスレットをいつも大事に身につけていた玲実。えーん、可愛い。
余談ですが、晶をいじめていた男子たちの「西吾野が西武秩父線だからってバカにしてんだろ!」がマニアックすぎる悪口で笑いました。池袋線は吾野が終点で、その次の西吾野は秩父線なんですねw
ちなみに水島監督曰く、4人の中で最も運動神経がいいのは玲実なんだとか。次点で吾野柔術を習っていた静留、次が吾野弓術の撫子、最後が本の虫の晶。
今回はそんな玲実がミニ兵隊たち相手に大暴れしました。高いビルの上によじ登って戦闘機相手にミサイルをはねのけて暴れる玲実、この画どこかで見たことあるぞ……!?
他にもツッコミどころ満載で最高に楽しい5話でした。
最後のシーン、稲荷山を離れて善治郎へと会いに行く旅に出たマコトの「一歩踏み出す勇気には価値がある」というセリフ。神妙な面持ちで頷く静留。
吾野から一歩踏み出した静留、次は喧嘩別れをした葉香に一歩踏み出す番ですね。
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※本ページの情報は2024年4月時点のものです。
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