アニメアニメ感想

【新アニメレビュー】期待のKey原作アニメ「Summer Pockets 第1話 鳥白島へようこそ」

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「Summer Pockets」とは?
出典:TVアニメ「Summer Pockets」公式サイトより

原作は恋愛アドベンチャーゲーム。
CLANNAD‐クラナド‐」「リトルバスターズ!」と同じKey/ビジュアルアーツ作品。

監督:小林智樹
シリーズ構成:大知慶一郎
キャラクターデザイン:大塚 舞
アニメーション制作:feel.

鷹原羽依里:千葉翔也
鳴瀬しろは:小原好美
空門蒼:高森奈津美
久島鴎:稗田寧々
紬 ヴェンダース:岩井映美里

第1話のあらすじ

亡くなった祖母の遺品整理を手伝うため夏休みに鳥白島へとやってきた羽依里はいり。叔母の鏡子や親戚の少女うみと共に羽依里は自然豊かな小さな島での生活を始める。

夜のプールで一人泳ぐ練習をする不思議な少女しろはや、木陰で無防備に眠る少女とキツネのような謎の生き物、なぜか上半身裸の少年などちょっと変わった人々と出会い……。

第1話の感想

・Keyっぽさ全開の個性豊かなキャラクターたち
原作はKey/ビジュアルアーツから発売された全年齢向け恋愛アドベンチャーゲーム。Keyと言えば「AIR」「CLANNAD‐クラナド‐」「リトルバスターズ!」など数々の大ヒット作を生み出してきたブランドということもあってサマポケにも期待が高まります。

平凡に見えて何かワケありそうな主人公、可愛いのにちょっとクセが強い美少女たち、アホなノリの男友達……などKeyらしい個性的なキャラクターたちが1話から登場。
小気味よいかけあいや独特のギャグなども非常に“らしい”雰囲気で何だか懐かしさを感じました。

・日常の中のファンタジー?
Key作品と言うと日常のなんでもない日々を面白おかしく描く一方で、突然のドシリアスや非日常的なちょっと不思議要素が融合しているのが特徴。
サマポケも小さな島で主人公がいろんな少年少女と出会いその日常を描くようですが、1話の時点ですでにキツネのような謎の生物が登場したり、時計も見ずに時間をぴたりと言い当てる少女など、ちょっとファンタジックな描写がありました。
今作ではどんな不思議なことが起こるのかも楽しみです。

出典:TVアニメ「Summer Pockets」公式サイトより

・主人公がクセ強め
夜のプールで泳ぐ練習をする少女や、裸狩りという謎のワードを発する半裸の少年など1話から個性的なキャラが多数登場しましたが、中でも一番クセ強めなのが主人公の羽依里。
「さしずめ俺は、傷ついた渡り鳥か……」
と感傷に浸ったり、妙に独り言が多く発言もやや厨二病。歴代のKey主人公の中でも結構独特なキャラなので合わない人は合わないかも。
ただ今後はそれ以上にクセが強いキャラも登場してきそうなので、羽依里の立ち位置や性格がどう変化していくのかも楽しみ。

・美しい自然の描写
本作の舞台となるのは架空の離島「鳥白島とりしろじま」。瀬戸内海に浮かぶ温暖そうな気候の小さな島で、羽依里が「初めて来たのにどこか懐かしい」と表現したように日本の原風景を絵にしたような自然豊かな離島。
入道雲の浮かぶ青い空や山間に立ち並ぶ民家、夜空いっぱいの星と満月など自然の描写がとても美しい。羽依里と一緒に離島へ遊びに来たような感覚が楽しめました。
もちろんヒロインたち含めキャラクター作画も綺麗で、何とも癒やされる空気感のアニメです。

出典:TVアニメ「Summer Pockets」公式サイトより
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※本ページの情報は2025年4月時点のものです。
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