15話のあらすじ
春になり2年生となった亮たち。新しいクラスでは係決めの中で、レクリエーション係が面倒くさがって誰もやろうとせず、結局亮がやることになってしまう。しかしやる気のないクラスメートたちは親睦会の内容すらまとまらず……。
一方バド部では4人の新1年生が加入したものの、そのうちの1人・一ノ瀬俊輔(CV.堂島颯人)が退部すると言い出してしまう。
15話の感想
スポーツアニメで主人公の代が先輩になる(作中で進級する)展開って意外と少ないので、先輩になり奮闘する亮たちの姿は少し新鮮で楽しめました。
学生時代の先輩後輩って1、2歳しか違わないのになんであんなに大人っぽく見えるんですかね。
亮たちもきっと内心は1年生の頃と変わった自覚はないだろうけど、後輩たちからしたら頼もしい先輩に見えているんだろうなと思うと微笑ましいです。
もう一つ珍しかったのはクラスの係決めのシーン。スポーツアニメだと中々こういうシーンは少ないので面白かったですね。この作品はどちらかというと学園モノ寄りなのでこれまでも部活外でのシーンはありましたが。
係決め、あれって本当に大体が嫌々決まってテキトーにこなす感じだったので共感しまくりで笑いました。いやそれにしてもこのクラスのやる気のなさはひどいけどな? 自分で「カラオケ〜」って言っておきながら、「昨日カラオケ行っちゃったからパス」って自己中にも程があるw。なんというか流されることに定評のある日本人らしさが溢れたクラスだな。
一方の新1年生・一ノ瀬くんが入部してすぐ来なくなってしまった問題。真っ先に「話聞いてきます」と言い出した榊くん、熱血なのはいいけど辞めたがってる相手にそれは逆効果じゃん……と思っていたら。実際には「こういうのは断られるのがデフォで、何回も頭を下げにいく」と言うめちゃくちゃ大人な思考をしてて土下座したくなりました。ごめん榊くん。キミ熱血猪突猛進キャラと見せかけて時々すっごい大人なの忘れておりました。
他人の心を開かせるために時には熱血と諦めないしつこさも大事なんだなと学びました。
この榊くんの一言で、亮がやる気のないクラスをまとめる方法と部活についてこれない一ノ瀬くんに気づきを与えるきっかけになったのも素晴らしい。
この作品、学園アニメとしては本当にレベル高いです。面白い。
あと改めて、亮のクラスのやる気のない生徒たちと、辛い練習を日々こなすバド部の部員たちの対比で気付かされました。運動部の熱量って異常だなと……。
ただ自分も学生時代はやる気のない生徒側だったので、あの異常な熱量がすごく羨ましく思えます。熱中できることがあるって素晴らしい。そういう対比を描くのが改めてこの作品は上手いなあと感じました。
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